『大日本史料』 5編 4 安貞元年7月~寛喜元年2月 p.104

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ぞ、誰か知りたると御尋有けるに、申人なかりけるに、源大納言通具卿、繪樣, 候とて奉りけり、此大鳥の色したる鳥の目皆などおそろしげなるが、ふと, くみじか成すがた成を、書て參らせたりけり、御覽じて、これは、なにゝ見へ, たるぞと、ふるく書たる本の有り、又此定なにぞ注したる物の有かと、御尋, 中に、さもありぬべからんは、申すべきよし勅定ありければ、則注進しけり、, 歌よみにて、新勅撰なとにも、歌數少被入たり、又百人一首とて、上古以來、歌, 順徳院の御位の時、あたらしき御琵琶の有けるを、い, 仙百人を、定家の撰はれて、かにも棟梁、通具、有家四人なから不入に、別して, 其中に、大鳥の入たりけるを、これにてこそあらめとて、其名にさだまりに, けり、さて撥面の繪にかゝれんとしける時、そも〳〵、此鳥の姿はなにもの, 取出さるへしとも不覺候、只新古今撰者なれはの大樣才覺の所爲歟, 有に、大納言、つまびらかに申むねなし、只わがもとにふるくよりうつしも, 此不審之條々者、頑石の心なり、ゆめ〳〵無他見樣に祕藏候て可然候, かなる名をかつくべきとて、藏人孝時に、風俗催馬樂の名、并に其歌の詞の, 〔古今著聞集〕, 宗祇(花押), ○中, 十一, 畫圖, 略, 時新調ノ, 御琵琶大, 鳥ノ撥面, 順徳院ノ, ノ繪樣ヲ, 畫ク, 百人一首, ニ入ラズ, 安貞元年九月二日, 一〇四

割注

  • ○中
  • 十一
  • 畫圖

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  • 時新調ノ
  • 御琵琶大
  • 鳥ノ撥面
  • 順徳院ノ
  • ノ繪樣ヲ
  • 畫ク
  • 百人一首
  • ニ入ラズ

  • 安貞元年九月二日

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  • 一〇四

注記 (30)

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