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けるは、三寸の火舍に三通の香をもりて、その香のもえはつるまて合掌し, と人申候はゝ、一向に念佛申せと御勸進あるへく候、智者にておはしませ, すむ所〓に、これをかけて念佛す、最後の所勞の時、安居院の聖覺法印のも, て、毎日三時、高聲に念佛することひさしくなりぬ、そのあひた靈證をえた, とへ、消息をつかはしけり、其状云、後世のつとめには、なに事をかせんする, るは、おほろけならては、さやうの事申へくもなかりし人の、もし證をえた, に、厭離の心ふかき行者にて、いつとなくうちなみたくみて、ものおもひす, えて讀誦しけるか、のちには上人の弟子となりて、一向に念佛す、道心堅固, は、世間の人さためて尋申候はんすらんとて申候也と云云、法印申されけ, かたにてそ見えける、一鋪半の淨土の變相を圖して頸にかけ、とゝまりや, うせられにし、遺恨の〓なりと云云、舍兄修禪院の僧正信憲、人にかたられ, る〓のあるやらんとおほつかなくて、たつね申さんとおもひしを、やかて, 憲これなり、生年廿一歳にして、發心出家す、はしめは法華經をそらにおほ, ることたひ〳〵なりと云云、聖覺法印申されける事、思合られ侍り、西山の, 遊蓮房圓照は、入道少納言通憲の子、信濃守是, 〔法然上人行状畫圖〕, 四十, 四, 聖覺ト圓, 照, 嘉禎元年三月五日, 九一八
割注
- 四十
- 四
頭注
- 聖覺ト圓
- 照
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- 嘉禎元年三月五日
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- 九一八
注記 (22)
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