『大日本史料』 5編 10 嘉禎元年5月~同2年11月 p.33

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めて、これなむ定家卿の小倉の山莊にてかき給ひしなりとて、もろ人には, 見せもやらす、伊勢國司かりいきて、かくなんとて、そゝのかし聞えける、國, てやとて、いにしへ今の人ことに、唯一首をゑらひ出て、百首を一箱におさ, をせにして、つふら〳〵と書たるなり、見はえなき物なれは、手はよきもあ, の卷物、ふるき色紙なといとおほく世に出ける、其ころ西の京に、何かしと, 司これをみて、大ひにめてさはきて、かゝる物は、この卿のなかれをくむら, て聞ゆる伽羅あき人ありけり、かねてはかゝるたくひの物をもものしけ, はらからのかきたる手は、よくまれあしくまれ、をさなこのうつしやすき, るか、めてたき色紙なとは、よきしろをゑなとして、家とみさかへけるか中, まうてきて、世中やゝおたしうなりぬるに、長き旅のすまゐより歸りきま, せしかは、よろすの調度なにくれとゆきあはねは、家々にひめおきたる物, にひめおきて、ひとりゑみしておりける、其數二三百にもなりぬるころ、い, れと、さらに買人はなし、かの伽羅あき人は、さかしらものにて、これをつね, に、賣ゑぬ色紙こそいとおほくありけれ、それはおさな子の手本とて、其親, ともを、おしみあえすとり出して、錢にかへける、されは物かたりの草紙、繪, ノ書畫蒐, 伽羅雨人, 擬ス, 定家筆ニ, 伊勢國司, 某購求ス, 集, 嘉禎元年五月一日, 三三

頭注

  • ノ書畫蒐
  • 伽羅雨人
  • 擬ス
  • 定家筆ニ
  • 伊勢國司
  • 某購求ス

  • 嘉禎元年五月一日

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  • 三三

注記 (24)

  • 505,616,81,2173めて、これなむ定家卿の小倉の山莊にてかき給ひしなりとて、もろ人には
  • 390,614,83,2185見せもやらす、伊勢國司かりいきて、かくなんとて、そゝのかし聞えける、國
  • 620,613,80,2181てやとて、いにしへ今の人ことに、唯一首をゑらひ出て、百首を一箱におさ
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  • 1537,615,83,2176の卷物、ふるき色紙なといとおほく世に出ける、其ころ西の京に、何かしと
  • 274,615,80,2179司これをみて、大ひにめてさはきて、かゝる物は、この卿のなかれをくむら
  • 1424,611,83,2180て聞ゆる伽羅あき人ありけり、かねてはかゝるたくひの物をもものしけ
  • 1083,610,80,2184はらからのかきたる手は、よくまれあしくまれ、をさなこのうつしやすき
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