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りといふ心を、此卷軸の一首に籠て置給しなり、かく此卿の御心を盡して, 亦順徳院の御歌の百磯城の伯き、百の歌に響、古き軒端のしのふとき、古人, 〓也、其〓をいふに、先に卷の始に有歌らりいふべし、天智天皇の御歌は、ツ, さにきあらす、此御述懷の御歌を、卷の終に置たる〓、別に其〓わり有ての, ツの辭をもて一首百返の活用有故に、百首第一の始に置て、百人一首を宰、, と響て、百の歌をよまれし古人をおもへば、猶おもふに餘有むかしなり々, をしのふと響き、猶餘あるむろし成らりき、猶思へは、おもふに餘有昔なり, 定家卿の我山莊に押れたる色紙形と、古より傳へ來たれど、明月記の文に, 或人問はらく、百人一首は、京極中納言の撰にあらず、蓮生法師の撰也とい, ふ説有り、いづき是なりや、申答ていふ、右の説は、明月記の文によりて、年山, 紀聞にはじめて疑を起し、樋口宗武が改觀抄追考に、明月記を引て、さきば, 集置れし〓、今此卷を解て始て知る、全老翁か知るにはあらす、神靈の伯の, よるに、さには非ずといひ、香川氏の百首異見にも、紀聞の考證にまろをて、, 百人一首, しらしむか故なり、, 〔海西漫録〕, 初篇, 三, 鶴峯戊申, ノ説, 嘉禎元年五月一日, 四二
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- 初篇
- 三
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- 鶴峯戊申
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- 嘉禎元年五月一日
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- 四二
注記 (22)
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