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たひて候やうは、大鳥の羽に霜ふれりと候は、もし鵲なとにてや候らんと, りの色したる鳥の、目觜なとおそろしけなるか、ふとくみしかなる姿なる, 申されけり、さては其事正躰なし、此人はをし事する人にこそと沙汰あり, ひらかに申むねなし、只わかもとにふるくよりうつしもちて候とはかり, る本の有か、又此定なにそ注したる物のあるかと御尋あるに、大納言、つま, へきとて、藏人孝時に、風俗、催馬樂の名并に其歌の詞の中に、さもありぬへ, からん、注申すへきよし勅定ありけれは、則注進しけり、其中に、大鳥を入た, て、もちゐられす成にけり、さて孝道朝臣に御たつねありけれは、風俗にう, をかきて參らせたりけり、御覽して、是はなにゝ見えたるそと、ふるく書た, 順徳院の御位の時、あたらしき御琵琶のありけるを、いかなる名をかつく, にかゝれんとしける時、抑この鳥の姿はなにものそ、誰か知りたると御尋, 有けるに、申人なかりけるに、源大納言通具卿、繪樣候とて奉りけり、ひよと, りけるを、これにてこそあらめとて、其名にさたまりにけり、さて撥面の繪, そ推せられて候、さらては口傳も候はす、只歌のことはにて推し申はかり, のりたる總角の童子にて侍なり、, 下略, ○上, ト孝道, 順徳天皇, 嘉禎三年十月二十二日, 四三〇
割注
- 下略
- ○上
頭注
- ト孝道
- 順徳天皇
柱
- 嘉禎三年十月二十二日
ノンブル
- 四三〇
注記 (21)
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