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入滅の後は、賀茂のほとり、さゝき野といふところにすみ給けり、その由來, 一向に念佛すへしと云云、まさしき御自筆の書也、まことに末代の龜鏡に, たれるものか、上人の一枚消息となつけて、世に流布するこれなり、上人御, いれりけれは、勢觀房、ありつる車の行衞おほつかなくおほえて、をひつき, になして、尼入道の無智のともからに同して、智者のふるまひをせすして、, り給、その氣色たゝひとゝもおほえさりけり、さる程に、僧衆なとかへりま, 給けれは、女房のこえにて、いましはしとこそおもひたまふるに、御往生ち, つたへたるにて侍へきと云云、そのゝちしはし御ものかたりありてかへ, 空か所存は、選擇集にのせ侍り、これにたかはす申さんものそ、源空か義を, ののちには、たれにか申をかれ侍らんと申さるれは、上人こたへ給はく、源, は、上人の御病中に、いつくよりともなく、車をよずる事ありけり、貴女車よ, かつきて侍らんこそ、無下に心ほそく侍れ、さても念佛の法門なと、御往生, たちいて、あるひは休息しなとして、たゝ勢觀房一人障子のほかにてきゝ, りおりて上人に〓したまふ、おりふし看病の僧衆、あるひはあからさまに, て見いれんとし給に、河原へ車をやりいたして、北をさしてゆくか、かきけ, 暦仁元年十二月十二日, 由來, ヲ移セル, 賀茂ニ居, 一枚消息, 暦仁元年十二月十二日, 九〇
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- 由來
- ヲ移セル
- 賀茂ニ居
- 一枚消息
柱
- 暦仁元年十二月十二日
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- 九〇
注記 (22)
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