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なへて世のうきにつけては中〳〵につもらんとしのくれもいとはし高倉, めくりあふ春を隣とたのますはいかてかとしの暮にたへまし經朝, しらぬ間の月日は空に行かへりむへもとしとそくれはてにける按察, 立歸物ならなくに人しれす行とし波をなにいそくらん禪信, 春のくるためこそとしのくれ行を身にうらめしく思ける哉辨内侍, 思出も〓ふり行けふことにさすかに物のとしそくれぬる俊成女, 日ころよりつもりきにけるとしの暮今夜をつらく思ける哉少將内侍, 身にそへて行とし波にあらねともくるゝをいかにおしみそめけん小宰相, 誰も皆身にこそつもる年なれとなとしもけふのくれ急らん帥, 徒につもる月日のはては又たゝ一とせのくれにそ有ける行家, たまさかに月をそへたる年たにもくるれはたれも猶や惜けん隆祐, 七十のさかひをしめて待程はおしまてすくるとしのくれかな成茂, 數ならてふりにもよらぬ月日かな人にもよらぬとしのくれとて、爲繼, 書陵部所藏桂宮本成茂宿禰集、第, 四句ヲ、おしまてをくるニ作ル, 第二句ヲ、過る, 内廳, 月日のニ作ル、, 風抄、, ○宮, ○秋, 寶治二年正月十八日, 三七五
割注
- 書陵部所藏桂宮本成茂宿禰集、第
- 四句ヲ、おしまてをくるニ作ル
- 第二句ヲ、過る
- 内廳
- 月日のニ作ル、
- 風抄、
- ○宮
- ○秋
柱
- 寶治二年正月十八日
ノンブル
- 三七五
注記 (23)
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