『大日本史料』 6編 2 建武元年10月~延元元年正月 p.14

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けるに谷河の水をむすひて庵のうちにいり、經のひもをときけるほとに, とゆかしくて、一條少將をともなひてまいりけるに、庵はそのまゝありて、, しほとに、かへりてさふらへ藤房卿の御面影して侍るといひしまゝに、い, りける人の、きゝしかことの御住居は、まことにありかたき御こゝろにこ, たる僧のしきみを手にもてり、いかにしたまふそやと物のかくれよりみ, ほえさふらへいかなる人の、世をそむかせたまひけるにやととひたてま, 僧はみえたまはす、經のありつる石ときこえしに、, よみはしめ玉はぬさきにと、いそき行てかゝる御住居こそ、いとたとくお, 玉ひしを、人ひと聞もあへたまはて、みな〓おとしてけり、さしもいみしか, と、かきつけ給へる筆の跡を、少將のよく見しり玉ひて、そのほとりの山〳〵, いなきさましてあつまのものにこそとはかりの玉ひて、經をよみたまひ, を、たつねさせたまひけれとも、さらにみえ玉はねは、いとほいなくてとの, つるに、そこにはいかにと、たつねさせける程に名のりをしつれは、いとほ, こゝも又うき世の人の問くれは空行雲にやともとめてん, そ、とし月をあはせてみ侍るに、君かすむ宿といひこされしは、のちの事な, 建武元年十月五日, 一四

  • 建武元年十月五日

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  • 一四

注記 (17)

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