『大日本史料』 6編 2 建武元年10月~延元元年正月 p.772

Loading…

要素

割注頭注ノンブル

OCR テキスト

られけるは、守殿, 日佐野山ニ戰フ、大友貞載等叛キテ尊氏ニ應ジ、官軍支フルコト能ハズ、, 光明寺に御座有し程に, 將軍は、先日勅使具光朝臣, く歎き思召れて、仰られけるは、我龍顏に昵近し奉りて、勅命を請て、恩言と, るへきにあらされは、今度の事、條々御所存にあらすと思召ける故に、政務, いひ、ゑいりよといひ、いつの世、いつのときなりとも、君の御芳志を忘れ奉, を下御所に御ゆつり有て、細川源藏人頼春、并近習兩三輩計召具て、潛に淨, 十一日, へきよし仰られし處に、御參なき條、御本意にあらさる間、此事に付て、ふか, 十三日、又伊豆府ニ敗レ、遂ニ西走ス、尊氏直義、議ヲ決シテ西上ス、, 命を落されは、我有ても無盆なり、但違勅は心中にを, 下向のとき、歸洛有, 官軍、足利尊氏ト竹下ニ、直義ト箱根ニ戰ヒ、竝ニ利アラズ、明, 海道の合戰難義たるよし聞召て、將軍仰, いて更に思召さす、是正に君の知處也、八幡大ほさつも御かこ有へし、先達, 〔梅松論〕, 記ニ見エタリ、其文ニ、中御所と(〇と衍カ)實筐院殿, ○尊氏、一時、政務ヲ直義二讓リシトノ説、亦難太平, ○上文五日, ノ條ニ收ム, へかしとの、御方便云々トアリ、, くしく天下をゆつり與申ざせ給, (○義詮)をは、大御所(〇尊氏)さすかに御父子の事にて、捨申させ給ひかたく, 大休寺殿(○直義一も、又をなし御兄弟なからも、あはれなる御志ともにて、中, ○中, 先代の時、箱根山よりして、天下をも、御當家をも、ゆつり申給ひし事を、大御, 所はをぼしめし忘給はで、只いかにもして、大休寺殿より、寶蓋院殿へ、うつ, 義, 院, ○直, 戊, 子, 讓リテ淨, 報ヲ得テ, 光明寺二, 屏居ス, 海道ノ敗, 尊氏政務, ヲ直義ニ, 起ツ, 建武二年十二月十一日, 七七二

割注

  • 記ニ見エタリ、其文ニ、中御所と(〇と衍カ)實筐院殿
  • ○尊氏、一時、政務ヲ直義二讓リシトノ説、亦難太平
  • ○上文五日
  • ノ條ニ收ム
  • へかしとの、御方便云々トアリ、
  • くしく天下をゆつり與申ざせ給
  • (○義詮)をは、大御所(〇尊氏)さすかに御父子の事にて、捨申させ給ひかたく
  • 大休寺殿(○直義一も、又をなし御兄弟なからも、あはれなる御志ともにて、中
  • ○中
  • 先代の時、箱根山よりして、天下をも、御當家をも、ゆつり申給ひし事を、大御
  • 所はをぼしめし忘給はで、只いかにもして、大休寺殿より、寶蓋院殿へ、うつ
  • ○直

頭注

  • 讓リテ淨
  • 報ヲ得テ
  • 光明寺二
  • 屏居ス
  • 海道ノ敗
  • 尊氏政務
  • ヲ直義ニ
  • 起ツ

  • 建武二年十二月十一日

ノンブル

  • 七七二

注記 (43)

  • 323,630,57,482られけるは、守殿
  • 1720,530,77,2304日佐野山ニ戰フ、大友貞載等叛キテ尊氏ニ應ジ、官軍支フルコト能ハズ、
  • 793,623,58,706光明寺に御座有し程に
  • 1499,1339,59,780將軍は、先日勅使具光朝臣
  • 1264,621,59,2208く歎き思召れて、仰られけるは、我龍顏に昵近し奉りて、勅命を請て、恩言と
  • 1030,626,59,2212るへきにあらされは、今度の事、條々御所存にあらすと思召ける故に、政務
  • 1147,635,58,2200いひ、ゑいりよといひ、いつの世、いつのときなりとも、君の御芳志を忘れ奉
  • 911,620,60,2217を下御所に御ゆつり有て、細川源藏人頼春、并近習兩三輩計召具て、潛に淨
  • 1841,534,70,226十一日
  • 1383,632,59,2192へきよし仰られし處に、御參なき條、御本意にあらさる間、此事に付て、ふか
  • 1605,534,77,2117十三日、又伊豆府ニ敗レ、遂ニ西走ス、尊氏直義、議ヲ決シテ西上ス、
  • 325,1276,58,1556命を落されは、我有ても無盆なり、但違勅は心中にを
  • 1499,2273,57,560下向のとき、歸洛有
  • 1838,821,78,2009官軍、足利尊氏ト竹下ニ、直義ト箱根ニ戰ヒ、竝ニ利アラズ、明
  • 443,1634,56,1201海道の合戰難義たるよし聞召て、將軍仰
  • 205,645,60,2192いて更に思召さす、是正に君の知處也、八幡大ほさつも御かこ有へし、先達
  • 1475,582,103,268〔梅松論〕
  • 779,1346,45,1487記ニ見エタリ、其文ニ、中御所と(〇と衍カ)實筐院殿
  • 824,1339,45,1491○尊氏、一時、政務ヲ直義二讓リシトノ説、亦難太平
  • 1529,916,42,321○上文五日
  • 1483,915,46,319ノ條ニ收ム
  • 424,641,46,932へかしとの、御方便云々トアリ、
  • 471,630,42,976くしく天下をゆつり與申ざせ給
  • 705,614,46,2223(○義詮)をは、大御所(〇尊氏)さすかに御父子の事にて、捨申させ給ひかたく
  • 660,615,44,2214大休寺殿(○直義一も、又をなし御兄弟なからも、あはれなる御志ともにて、中
  • 1530,2140,39,108○中
  • 587,628,46,2203先代の時、箱根山よりして、天下をも、御當家をも、ゆつり申給ひし事を、大御
  • 543,621,44,2196所はをぼしめし忘給はで、只いかにもして、大休寺殿より、寶蓋院殿へ、うつ
  • 307,1134,43,43
  • 1486,2138,42,41
  • 354,1138,40,112○直
  • 1884,768,36,55
  • 1830,779,47,43
  • 757,263,41,172讓リテ淨
  • 443,267,42,165報ヲ得テ
  • 710,263,43,161光明寺二
  • 665,263,41,116屏居ス
  • 487,266,43,167海道ノ敗
  • 842,262,43,169尊氏政務
  • 800,270,39,154ヲ直義ニ
  • 395,266,41,75起ツ
  • 1964,684,45,426建武二年十二月十一日
  • 1965,2420,47,117七七二

類似アイテム