『大日本史料』 6編 27 貞治4年8月~貞治6年4月 p.378

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三年叶事なし、まして人の嘆いつのよにか民のこゝろもひらけ侍へき、此, るとかや、今もいかなる事かあらむすらんなと、世の人は申侍しに、道朝禪, ありて、かゝる難にもあひ侍にやと、世かたりにさゝめめきあひたれは、け, たてまつりしに、あれはてたる古寺のこゝかしこやふれくつれて、月たに, 比長講堂へまうてたりしに、ならはぬ御旅のすまゐおもひつゝけ侍りし, 門か事、今日明日かゝる事有へしとは思ひより侍きや、いかにもわたくし, ほと南圓堂の本尊なとに付て、いのり申事侍し、さやうならは一事なきや, くこそはと所からさへあはれそふ心ちそし侍し、かたの樣なるかり屋、き, に、更に〓もをさへかたかりき、さしも本社にていとにきわかしくこそみ, たまらぬのきの板間に、忍草生しけりてうらかれわたる庭の、あさちふな, れやう〳〵夜さむにもなりぬ、いつとなき御旅所かな、神の御愁たにも、此, にもさもやとそおほえ侍る、此翁も老の坂くるしき道にたち出て、さいつ, りかけたつ物なとの内に、神司の四五人十人はかり、所々にむれゐて、あは, きよはる蟲の音所々にきこえたるも、彼野宮の秋の夕の物かなしさも、か, うはよもあらしなとさへ、はらくろけに申合たりしか、はたして口うらも, 南朝正平二十一年北朝貞治五年八月十二日, 假屋ノ荒, 長講堂内, ハ神罰, 廢, 高經ノ難, 南朝正平二十一年北朝貞治五年八月十二日, 三七八

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  • 假屋ノ荒
  • 長講堂内
  • ハ神罰
  • 高經ノ難

  • 南朝正平二十一年北朝貞治五年八月十二日

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  • 三七八

注記 (23)

  • 512,676,60,2174三年叶事なし、まして人の嘆いつのよにか民のこゝろもひらけ侍へき、此
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