『大日本史料』 7編 4 応永6年7月~同8年4月 p.422

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原に立つ石の、苔に朽ちにし跡までも、執心を殘しきて、又立ち歸る草の原、, まてもさはるに命なし、かく恐ろしき〓生石とも、知ろしめされて、お僧た, 物凄しき秋風の、梟松桂の枝に鳴きつれ、狐蘭菊の花に隱れ住む、此原の時, しも物凄き秋の夕へかな、抑この玉藻の前と申すは、出生出世定まらすし, て、いつくの誰とも白雲の、上人たりし身なりしに、シテ〔然れは紅色を事と, 野邊の、ワキ〔往來の人に、シテあたを今、地那須野の原に立つ石の、那須野の, まひ、シテ〔今魂はあまさかる、ワキ〓に殘りて惡念の、シテ〔猶もあらはす此, れの候か、シテ「それは那須野の〓生石とて、人間は申すに及はす、鳥類畜類, 生をはいたすやらん、シテ「昔鳥羽の院の上童に、玉藻の前と申しゝ人の、執, ちはもとめ給へる命かな、そこ立ちのき給へ、ワキ「さて此石は何故かく〓, りし身の、此遠國に魂をとゝめし事は何故そ、シテそれもいはれのあれは, 心の石となりたるなり、ワキ不思議なりとよ、玉藻の前は殿上の交はりた, こそ、昔より申しならはすらめ、ワキ〔御身の風情言葉の末、いはれを知らぬ, 事あらし、シテ「いや委しくはいさ白露の玉藻の前と、ワキ〓きし昔は都す, し、地〔容顏美麗なりしかは、帝の〓慮淺からす、シテある時玉藻の前か智慧, し、, 應永七年正月七日, 四二二

  • 應永七年正月七日

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  • 四二二

注記 (18)

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