『大日本史料』 8編 2 応仁2年8月~文明元年9月 p.187

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み語あかすに、事かなはぬ事ありて、關のねかひもすきつたきに、あるしの, きり落て、あしよはき馬なとは、あかくそそきも袖のうへに滿て、萬葉集に, 翁、情あるものにて、馬なとを心ざし侍るを、こしにかゝりて悦をなして過, 野の枯にやと覺侍るに、古郷のゆかりは侍らねと、秋風の〓き身ひとりと, 茅もきのふの野にかはらす、虫の音もあるかなきかなるに、柞原なとは平, かけいとゝうかひて、なくさむ方もやと覺えて、此川をわたるに、白水みな, よりは少しのとかなるに、落合たる谷水に、紅葉なかれをせき、青苔道をと, 覺るに、同行みな〳〵物かなしく過行に、柏木むら〳〵色つきて、遠の山本, まゝに、大なる流のうへに、きし高く、いろ〳〵のもみち、常盤木にましり物, ち、名もしらぬ鳥なと、聲ちかき程に、世のうきよりはと思ふのみそなくさ, 〓かく、大井河なと思ひ出るより、名をとひ侍れは、中川といふに、都のおも, ゆかしく、くぬきのおほく立ならふも、佐保の山陰、大川の邊の心ちして行, よめる武庫のわたりと見えたり、それより又黒川と云河を見侍れは、中川, かきに、うちあかぬまかなひなとのはかなきをいひあはせて、泣みわらひ, 行に、よもの山紅葉しりたして、所〳〵散したるなともえんなるに、尾花淺, 中川ヲ渡, 黒川ヲ渡, 應仁二年十月二十二日, 一八七, 應仁二年十月二十二日

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  • 中川ヲ渡
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  • 一八七
  • 應仁二年十月二十二日

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  • 1756,638,60,2212み語あかすに、事かなはぬ事ありて、關のねかひもすきつたきに、あるしの
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