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山中といふ所を過て、, 藤川乃はしのけたのおちたるをみて、, 鶯の瀧といふ所をとほりて、, 右ひたりこ第過行きあふみちの二乃山そた考くらへする, くあちのはしといふ所を、, 吹風やまたこぬ秋を柏原はむろかしたの名にはかくれす, たけくらへといふは、あふみとみ乃との山を、左右に見金行所なり、, 此山に神やいますと手向をむもみち乃ぬさはとりあへすとも, は、万夫すきかたま所といふへし、, 夏き多はなく〓をきかぬ鶯の瀧乃みなはや流れあふらむ, 〓つ〓はやい〓としなみをわたれはかなかは絶ぬる藤河の橋, 白浪はきしの岩〓にかゝれともとろちのはしの名こそかはら手, 伊増たうけといふは、みののさかひにて、堅城とみえたり、一夫關にあたれ, 思へ君たなしなかれのたえすして万代ちきるをきの藤かは, ほとゝきすをのかさ月乃山中におすつかなくも音を忍ふ哉, 伊増峠, 鶯ノ瀧, 長比, 文明五年五月二日, 四七四
頭注
- 伊増峠
- 鶯ノ瀧
- 長比
柱
- 文明五年五月二日
ノンブル
- 四七四
注記 (20)
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