『大日本史料』 8編 12 文明12年正月~同13年正月 p.390

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うけせさせて過行まゝに、聊なるやしろ有て、木深きかたはらに、夕日かく, るは、神功皇后御舟を作り給ひけむとなん、又秋は過れとこかれさる覽と, をしめて吉祥院とて有、今兩夜のちきり、萬年のむかしのかたらひにもを, この道の物語たかひにして、はるかに過行は、けはしからぬ程の道のほと, とらす、さま〳〵の心さし、せはき袖にはつゝみかたくなん、此舟木といへ, れは、彼野の宮の曉に、音な鳴そへそなと侍りしも、おもひ殘す事なし、ある, いへる、船木の山の紅葉は此ころにや、發句さたすへきよし侍れは、, れのほと、松虫の鳴からしたるもあはれあさからす、今日は長月の六日な, 駒引かくし、かみしもの人家々に宿り侍る程もなく、降過れは、打つれつゝ、, りに、小松むら立て、手向の神にやと大なる石に木綿かけたる有、こゝなん, 周防長門の境といへり、夫より山中といへる所にやすらひて、かれ飯のま, は山ふかく水流れ、あるはひた引ならす賤の山田に、鴈のうち啼なとする, 所々を過て、船木といふ所に、昔都相國寺にして、折々たのみ侍る人、此山里, ふきしくるいなはの雲の山おろし, 舊友のよしみは中〳〵にて、唯所のさまを思ひよれり、曉天に皆人わかれ, 周防長門, ノ〓, 吉祥院, 船木, 山中, 文門十二年六月是月, 三九〇

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  • 周防長門
  • ノ〓
  • 吉祥院
  • 船木
  • 山中

  • 文門十二年六月是月

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  • 三九〇

注記 (22)

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