『大日本史料』 8編 36 延徳2年3月~同年4月 p.342

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かたりなす人もそとおそれおほゆるまゝ、今まてひめをき侍しかと、この卷物のおくに, かなき事なり、中比まては世これをもてなしけるによて、久安の上皇ハ百首の歌にくは, のせて末の世にのこし給ふへくやと見せたてまつるになん、わたくしの日記にかうやう, ちしるく見え侍りぬ、上のこのむ所下かならす歸することハりなれハ、出雲八重垣の數, ろとなりてたはやすくよまぬ事のやうになれるハいかなるゆへの侍るらむ、いとおほつ, へてもたてまつらしめ給けり、彼萬葉集に雄略天皇のおほミ歌を卷頭にのせたてまつれ, く心しれらん人にハミせもきかせもせまほしきを、をろかなる心にまかせてはゆかめて, の物がきくハふる、ひんなきやうなれと、不朽のはかりこと、たゝ筆の跡にのミ侍れは、, るなといへはさらなり、新續古今にハ後小松院の述懷の御製をえらひ入られたき、とを, むかしよりもはゝからさるため申候にや、事のついてに申出侍る長歌といふ物、このこ, にしめる心。地して、三年のあなたのあはれまてとりかへしせきあへぬほとなるを、ひろ, からさるに似たり、しかあれハむかしもいまも吾すへらきのもてあそひ給へるところい, おきつ波にもたちまさるも、餘情たくひなくさひたるかたハ、吉野の山嵐しよりも猶身, さたまれる言の葉ならす、礒の上布留の道絶間かちなる跡をもたつねしるへきにやとお, 延徳二年四月二十八日, 〔るイ〕, 三四二

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  • 三四二

注記 (17)

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