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機嫌窺とて、ひら田へ參ものもあり、使者進るものもあり、何條源右衞門か宅へ立入, 劣らせ給ふものかな、一條家之末に成たる先表也と、〓を押へて退出す、其后は宗三, 平田に於て御遊興御樂み、何事か是に如ん、然りといへとも、當時自國他國共に隙を, 女にまよふにあらす、又敵郤を伺ふに於ては、城中に在ても、運つきなは滅へし、咸, れ候へしとそ申ける、康政卿聞しめし、汝か申所一として心得す、今のよなれはとて、, へきやうなしとて、音問絶するも多かりけり、されは中村の城へは、番人の外は出仕, 男を生事を輕せし昔のたとへに異ならす、土居宗三是を聞て、大きに歎きて諫けるは、, く、政事は老臣に任せられ、祭奠は近士に勤させ、禮日之勤も無りけり、されとも御, をはしめ、老臣共出仕すれは、所勞と號して對面し給はす、日々平田へ御越あり、ゆ, 陽宮何そ頼むにたらん、又政務之事は、汝等に兼而任せ置うへは、よきに計ふへし、, 我に談するに及はすとて、御座を立給へは、宗三御後すかたを見送り、偖々御先祖に, きは御傍を放れす、晝は終日にし、よは夜はを專にす、春宵短きを苦みて日たけてお, 鵜鷹の遊ひすましきにあらす、此比ひら田に小鳥多きゆへに、鷹狩に行のみ也、全く, 窺折から、はる〳〵平田へ日々御遊興、且は御由斷、且は輕々し、只彼女を御所へ召, 宗珊ノ諫言, 天正元年九月十六日, 九七
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- 宗珊ノ諫言
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- 天正元年九月十六日
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- 九七
注記 (17)
- 397,665,66,2196機嫌窺とて、ひら田へ參ものもあり、使者進るものもあり、何條源右衞門か宅へ立入
- 879,671,64,2186劣らせ給ふものかな、一條家之末に成たる先表也と、〓を押へて退出す、其后は宗三
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