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あすの事はしらぬ世なれと、今日の爲躰勇々敷こそは見えし、, 實弘の口をまもり居ける、清良申されけるは、夫軍の法と言は、先敵味方の運を識り、, 事故なく、將軍秀吉公へ降參の事まてにて、人質を毛利家へわたされて候に、いまに朱, 失利をあらそひ勢量て、勢に乘時を知て、弱強を定とこそいひ傳て候に、今度ははから, 元より下城させ直されける武士等、前の如く持分の城々へ取上り、破損したる塀矢倉を, 印も下らす、其後輝元も此沙汰あり度は思はれけれとも、秀吉公打つゝき兵亂のみなり、, 門尉領して、各入部の聞へあり、伊豫は輝元より關白秀吉公へ申されて、前の如く本知, さる相違こそ多候へ、當國の事は、輝元の心入を以て、元親か土佐一國にきわまる時も, 我々得方の事ともとり〳〵に言のゝしりけるか、かたつくべしとも見へす、とかく清良, 本領の地頭に相違はあらしと言あへる處に、十月始には上方勢打入の由聞えけれは、輝, 修理しけるこそはかなけれ、かゝりける處に、いつれも不殘黒瀬殿へ走集り軍評定して、, 四國の内土佐は、元の如く長曾我部宮内少輔、讚岐は伊駒雅樂頭、阿波は蜂須賀彦右衞, は取れは替る事なしと云もおほけれとも、かりにも武士は名こそおしけれ、三人の在城、, 四國盡成京家事, 天正十三年八月六日, 一〇三
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- 天正十三年八月六日
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- 一〇三
注記 (16)
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