『大日本史料』 12編 16 慶長十九年十一月~同年十二月 p.221

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あ匁さの梅をうへ木なりにり, 猶ぢりのこれ紅葉はの色, あはれ苫屋の五月雨の中, このこあそ只時雨ろちなる, もへそめてより深き戀草, 後るゝは咲もつくさぬ菊の花, かき分つゝもうつる秋の日, そよきしつまる陰のむら竹, 野寺の道はそことわかれす, 祭すくれは歸るさの袖, 出にしまゝの端お身に入, はこくみつるを思ふたらぢね, 心のはてそ終に定〓る, よひより月のひのりそひ行, あらそふ位いつにとかせん, くるれは山をた〓いつる跡, 幣に手向や猶筑紫船, みとりも深くなれる苗代, のこるなからも霜とくるつた, 都人又とへつしと松の戸に, 軒の簾そ下すともなき, 見る〳〵も月にたゝよふ空の雲, 幾重ム霞む道のつたはら, 袖にすゝー左夕川の波, 住吉とたのみつけつゝ出ていぬ, あじき〓や忍ひよはれる我泪, 木樵の笛も月にすむ也, 求めつる舍々に鳥はねぬ, 家路はるかにくれワきりぬる, 花の小萩のかつちれるろ, うきにつらきをそふるはて〳〵, 草々も降つむ雪に埋れて, はお〳〵と社の前や霞むらん, ろたを事はかるその日の神つ人, 芥火のけふりみしつき蚊遣にて, 春日野やあつまるも只酉の日に, とゝまらぬ稻妻はさゝ折々に, 黒つりし身のそのつみをけつり櫛, 幾日ともあら海なれや風の音, ときによせ庭きによする花心, 異人に若紫の古きりにて, 三度迄うつす隣をあつれめや, よお迄も棹をはたえぬ船の上, 月の色もやゝ紅の梅咲て, 里も猶つこふはかりの朝霞, 離れぬや妻籠の野の雉ならん, 慶長十九年十一月二十五日, 末々は露もみたるゝ柳はら, 鳴落て田面に靡く天つ鴈, 吹通ふ陰の岡邊の秋の風, 〓人の雨に眞柴をとり運か, 慶長十九年十一月二十五日, 二二一

  • 慶長十九年十一月二十五日

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  • 二二一

注記 (53)

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