『大日本史料』 12編 18 元和元年四月~同年五月 p.1138

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邊廣右衞門か言しは、士の心は死ても猶しきかたし、たとへは木村長門守, 重成、おさなきころ大坂城中にてだこほの茶道ありて、重成の烏帽子を扇, いひし、, 臆病の士なりとて上下そしりしか、慶長の軍に智謀隨一の將とよはれ、無, 二の合戰し、大敵を追ひなひけ、盟の使せる時のさた、海内にかくれなく、元, 和の戰にまれなる一戰して、名を世に殘しぬ、誠にかの一言露もたかわす、, ふなれは、汝こときにかふへき命もたす、さる故に見すて置そといひしを、, 遁れし、忠臣はおのか名をかへり見さる事、昔今かはらすといへとも、かゝ, されは重成かの一言の後程なく病死したらましかは、後まて耻辱の名ず, なれとも、汝を殺せはわれも又死す、我は一大事あらん時の用に立てと思, る明臣は又稀なり、さる故に良士の心は死後にもはかりかたきと申と, 子にてうちたり、重戌うちわらひ、士の法にしては汝は討捨にすへきもの, 過失を不咎、堪忍を第一としたり、時の人嘲〓して、長州は手ぬるくして物, 〔窓の須佐美〕上人の心は死後ならては知りかたしといひあへる時、渡, 〔古實話〕七秀頼公の乳母子木村長門守重成は、常々物柔成者にて、人の, 重成ノ寛, 宥ス, 重成茶道, ノ無禮ヲ, 容, 元和元年五月六日, 一一三八

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  • 重成ノ寛
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  • 元和元年五月六日

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