『大日本維新史料 編年之部』 2編 5 安政1年2月24日~同年3月5日 p.448

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之間敷候、, 候事必然ニ御坐候間、旁以彼是御猶豫被遊候ニは及不申事歟と奉存候、且合戰之上ゟ申候, と心得候樣相成、萬世之後迄耻辱汚名を傳へ候者、古ゟ其例多く御坐候間、誠ニ油斷不相, 成易き物ニな、武士たる者利害損得ニ目を掛候得は、戰場ニる打死候ゟも敵ニ降り身を立, 樣教訓仕候事ニ御坐候得共、人情と申物は兎角大義を忘れ候な、利害損得ニ目を掛候樣相, 得は、勝敗之互ニ有之候事は常之義ニな、古之名高き名將すら折々敗北被致候事ニ御坐候, と存候ては、萬劫迄も一決之時節有之間敷候間、只々國家之大義と, 候事を專らと致し、又は義之爲ニ身家を失ひ候ゟも、未練之處置にて繋昌致候方を宜敷事, 成事ニ御坐候、今般之御場合抔も、假令全勝之御見込無之候とも、成敗は天ニ任せ被遊、國, 家之大義ニ於る是非々々御打拂被遊候外無之筈之所、別る前文申上候通り、一時之御決斷, 故、まして二百餘年之太平ニ生長致候者、少しも敗北不致樣ニ相成候上ニる戰鬪と定候半, 右ニ付、聖人之學問ハ平生義と不義と之差別を明ニ辨へ候な、目前之利害損得ニ貪著不致, さへ相立候得は、容易ニ戎狄共を打取、御國體も相立、御國運も長久ニ相成、外夷も恐怖致, 滅亡ニ及候共、身は粉ニ碎け候共、臆病卑却ニる生存致候ゟは忠孝之道理ニ於る遺恨も有, 天朝へ被爲對、御祖宗樣へ被爲對候な之忠孝之道理を御考被遊、勝敗は次へ御〓し被遊, ベシ, 基キ決斷ス, 任セ大義ニ, 成敗ハ天ニ, ノ常, 勝敗ハ兵〓, 安政元年二月是月, 四四八

頭注

  • ベシ
  • 基キ決斷ス
  • 任セ大義ニ
  • 成敗ハ天ニ
  • ノ常
  • 勝敗ハ兵〓

  • 安政元年二月是月

ノンブル

  • 四四八

注記 (23)

  • 1757,648,56,243之間敷候、
  • 717,636,68,2223候事必然ニ御坐候間、旁以彼是御猶豫被遊候ニは及不申事歟と奉存候、且合戰之上ゟ申候
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