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〓徳川慶喜談話〕, 練なる事は、いかてかはあるへきと、正論を以て強辨し、師質に口は明けさせす、果は是迄, 鴻業の程もおもひやられて、翹望に堪へ候はすなといひ出て、在廷の諸有司なんとも悉く, 依頼し奉りて、此事を仰欽せるよしを物語れり、師質は論ふへき辭も塞かりて、いふ事もな, 辭讓、次第に事六ケ敷なりなんには、水老公も彼是御言副らる御運にも相成へし、其節老, とそおもはる、圓四郎か工夫、周密にして、此策を老公へ獻せし事、師質か推量、恐らくは命, 公の御心付として、公を御後見に擧給ひ、夫によりて橋公も御請に及はるへき樣に、老公, 隱然たる御周旋の御功力さへ、如此盛大を極め給ふなれは、現に大任に當らせ給ひての御, 時、老公のよく御心得ありて、しか議らひ給ふへく、彌次郎ゟ申上置けといへるなるへし, くて止ぬ、師質倩兩人のいへる樣を考るに、圓四郎か三條中の一大事といへるは、橋公の御, 中なるへくおもへは、翌日其由を公へ申上たりしに、もしさる事となりなんには、如何に, の勸めものし給はん事を、彌次郎と密議して、もし彌次郎か在らぬ程に事の爰に及ひたる, 予を、御養君となさんとて、種々周旋する者ある由は、かね〳〵諸方より聞き及べるのみ, かはせんと、限りなく憂ひ思召御旨なりき、, ならず、越前守及川路左衞門尉・岩瀬肥後守、又は松平薩摩守などよりも、同じ意味よりし, ○子爵澁澤榮一所藏本, 昔夢會筆記所載, 安政五年三月八日, 一三四
割注
- ○子爵澁澤榮一所藏本
- 昔夢會筆記所載
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- 安政五年三月八日
ノンブル
- 一三四
注記 (19)
- 464,606,67,421〓徳川慶喜談話〕
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