『大日本維新史料 編年之部』 3編 3 安政5年3月1日~同月20日 p.657

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上候は、私當時の勤務にては曾て致方も無之、又閣中の事情を悉知不仕儀故、策略勿論無, 御坐候、乍併深考仕候處、京地裏面之情状如此なる事を、海防掛りの面々抔委敷致承知居, 日早々此方の嫌疑或は忌諱に渉り候條々除却にて、書面寫出來、八ツ時過水竹方へ拙持參, 哉如何か難計、御承知之同志決して麁忽無之義に候へば、永井玄蕃へ極密相謀り見候より, 外は無御坐候、夫に付ては此書面無之ては致方無之間、書面中彼是嫌疑忌諱に觸候箇條も, 然たる有樣にて、御即答何分申上兼候由にて、良久沈吟、備中は斯くあらんかと恐懼致候, と申上候、尊考の所、先々其邊も可然と思召に付、其ごとく爲御任にて、此夜は罷歸る、翌, 空く閑過、實に歎息之極と申越、且異人も定て可致出府候得共、京地より否之儀申來候迄, は、何樣申立候共、一條たり共約束がましき儀致間敷趣、嚴敷抑止申來候由、且又諸侯赤心, す、扨、猶又申談候處、今朝於營中鳥渡玄蕃へ逢候て及一應接候處、何分彼地の模樣第, 相見候間、此條は除にて御寫しに相成、私へ御借し可被下、夫を以内議仕見申候ては如何, 處、果して如此、關東の御恥辱無此上、扨々殘念千萬なりと、殆んど落〓の體に有之、扨申, 天意何とも難計、別に手を出す事は猶以出來ず、御催促は決して出來ず、唯々可惜光陰を, 勅問之儀、一應は於京地櫻閣より御答へ御申上濟候得共、猶又此表申來候て、則舊冬之建, にて、是程之儀とは不及承、何か彼是失策にて遷延と迄は致承知候得共、豈圖らんやと愕, 此上ナシ, 關東ノ恥辱, 永井尚志ト, 謀ラン, 天意計リ難, 安政五年三月十八日, 六五七

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  • 此上ナシ
  • 關東ノ恥辱
  • 永井尚志ト
  • 謀ラン
  • 天意計リ難

  • 安政五年三月十八日

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  • 六五七

注記 (22)

  • 1512,626,69,2222上候は、私當時の勤務にては曾て致方も無之、又閣中の事情を悉知不仕儀故、策略勿論無
  • 1396,624,67,2224御坐候、乍併深考仕候處、京地裏面之情状如此なる事を、海防掛りの面々抔委敷致承知居
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