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故郷の夢や結はん春の夜のとまもる雨の音も, けふも向ひ風なれは申の下りにかろうして浦賀の湊に入、船改なと例の〓し、, うきねなからも, 夜もすから鐘の音を聞てかの唐歌の心を思ひ出る、, 同十八日、空晴て、ふしはかすみていとのとかなる〓の朝風に帆を揚て、, 同十七日、南風にて雨もありけれと例之御船なれは、まきりとかいゝて、右ニおれ左ニか, わしてはせしか、午の貝吹頃神奈川の横濱に至りていかりをおろす、爰の官舍に行て鎭臺, 同十九日、ひねもす春雨のしめやかにふりてせんかたなく、けふも浦港に止る、, 露けし, に逢ひて公事を語合て、夕かけて御船ニ泊ル、, 春深く霞む横濱立別れ行手のとけき舟出成けり, 鐘の音を聞そわひしき都出て幾日もあらぬ, 監察, 守, 郎兵衞, 松平次, 石見, 浦賀入港, 村垣淡路守公務日記附録一, 五四〇
割注
- 郎兵衞
- 松平次
- 石見
頭注
- 浦賀入港
柱
- 村垣淡路守公務日記附録一
ノンブル
- 五四〇
注記 (20)
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