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つ將軍家茂は偶痲疹に罹つてゐたが爲に、勅使登城の期日も頗る遷延した。さ, れば尊攘の士は、幕府の狐疑逡巡せるに對して深く憤〓したのである。又一方, に晉作は、薩州藩が既に生麥村に英人を斬つて攘夷の先鋒をなしたに對し、長州, 幕府に迫つてゐるのは、徒らに人心を惑亂するに過ぎずと非難する者もあつた, 世上には長州藩を誹謗する聲も漸く起つた。即ち長州藩は曩に長井雅樂の航, 説して大いに周旋の事に當つた。然るに幕府は遲疑して容易に之を納れず、且, 藩も斷乎蹶起して攘夷の實を擧げ、以て世論を喚起しなければならぬと主張し, して、日も惟れ足らざる有樣であるのに慊らず、〓りに侃々諤々の論を陳べた。, 毛利定廣も、勅使を輔けて叡慮の貫徹に努むべしとの朝命を受け、幕府要路を勸, に江戸に下り、爲に江戸に於いても尊攘の氣勢が大いに揚つた。又長州藩世子, た。茲に於いて彼は自藩の要路が、因循姑息な幕府を對手に、公武の調和に奔走, 海遠略策を以て公武周旋に努めながら、遽に主張を變じて、強硬な攘夷論を以て, は、斯かる情勢を見て憤〓の念を禁じ得なかつた。殊, 併し藩の要路は之を納れなかつたので、晉作は騎虎の勢、同志を語らひ、外人を斬, 長州藩士高杉晉作, 春風, 東行, の横濱襲, 撃計書, 長州藩士, 第十一編尊攘運動の展開, 四七八
割注
- 春風
- 東行
頭注
- の横濱襲
- 撃計書
- 長州藩士
柱
- 第十一編尊攘運動の展開
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- 四七八
注記 (22)
- 1394,564,68,2295つ將軍家茂は偶痲疹に罹つてゐたが爲に、勅使登城の期日も頗る遷延した。さ
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