『保古飛呂比』 保古飛呂比 8 明治11年~同12年 p.326

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人は、可成斷り候て、又借る人もうつかり借候時は、コレラにて相果て候所有之候も難計、剩さへ, く、妖人有て所在に浪々し、井水・溜水等へ毒藥を注入し、即坐之を飮む者倒るれば、病院より醫, 間へでも入込候樣致し候はゞ宜しかるべしと存し、色々配慮致候へ共、昨今の勢ひ、僻地田舍と雖, 藥及び蘭法醫を擯斥し、奉神・御祈祷・御告げ等を專一とし、屡々御祈祷の仕直し重復致候より、, を拔取すれ共、其實コレラ病には無之共、皆如此の所置致し候抔、又其所此所賭博にて、何日の正, 午より毒雨降るなど、樣々の虚説を申散らし候者も有之、道路工説の呶々たるは、畢竟愚民等が服, 井・本山にも別段相替り候事も無之、新境橋の龜太郎へは、昨今コレラに隔絶せられて、渾て音信, も此の病の至らざる所無之、田舍に依り高知より盛に被行候所も有之樣子、殊に家屋とも貸付け候, 困卻の第一に御坐候、故に家内一同運命を天に託し、無詮方も、從來の車瀬近邊に寄留罷在候、藤, 高知にて醫者乏しくして困卻の場合、況して田舍は平常迚も乏しく、且本年は格別に脚氣病、●積, 病、産後の血の病等にて相果候者多く有之候故、強て僻地を求め參り候譯にも至りがたく、是而已, 師立越、陽に診察し、直に不合の藥水を爲呑、其儘生命を絶ち、是をコレラ病と唱へ、死者の生肝, も不通候へ共、何も沙汰無き故、無事と存候、然るに、本山も不相變引付(貧しき事)歟、重りかつ, 遂に此の異説の世間に傳はり候樣相成り候ものと被思候、扠御身情御申越被遣候避〓の儀、兼て山, ゝけに相成り候折柄、長子茂君大坂にて巡査奉職中、脚氣病に罹り該地に於て養生中、茂樹君も, 卷四十四明治十二年(八月), 卷四十四明治十二年(八月), 三二一六

  • 卷四十四明治十二年(八月)

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  • 三二一六

注記 (18)

  • 959,621,61,2357人は、可成斷り候て、又借る人もうつかり借候時は、コレラにて相果て候所有之候も難計、剩さへ
  • 1843,627,67,2360く、妖人有て所在に浪々し、井水・溜水等へ毒藥を注入し、即坐之を飮む者倒るれば、病院より醫
  • 1180,622,63,2369間へでも入込候樣致し候はゞ宜しかるべしと存し、色々配慮致候へ共、昨今の勢ひ、僻地田舍と雖
  • 1402,627,63,2336藥及び蘭法醫を擯斥し、奉神・御祈祷・御告げ等を專一とし、屡々御祈祷の仕直し重復致候より、
  • 1624,626,63,2362を拔取すれ共、其實コレラ病には無之共、皆如此の所置致し候抔、又其所此所賭博にて、何日の正
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