『大日本史料』 1編 3 延喜元年11月~8年雑載 p.255

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峩冠盛服して、繪にかける唐人のごとくなる貴人立給へり、誰ならんとお, 一の壇あり、壇の上に寶塔あり、塔に法華の妙典を安置す、そのかたはらに, し所を藏光菴となづけて、光かくれさせ給し後より、御門徒の尊宿、いにし, 源まで、深くたづねきはめさせ給ふふた代の御事のかたじけなさは、申も, のかたより、天神無準に受衣し給ける御姿を圖したる形象とて幽林に奉, かりて、芳野の藏王權現、ならびに北野の天滿天神にまみえたてまつりけ, すといふとみえけり、天慶の昔、道賢といふ僧、行力勇猛の功により、冥助を, ち其人になむおはす、明徳の比、同伴の僧月溪の夢に、おほきなる嶋の中に, へのみことのりをたがへず、まもりおこなひ給めり、今の幽林主翁すなは, もふところに、虚空に聲ありて、是なむ北野の天滿大自在天神におはしま, さらなり、かの仙洞にひきはなれて、一宇をたてられて、うつり住まし〳〵, て、わが御すみか所をみせさせ給ける事、古書にくはしくのせたり、其所の, さなりぬ、ちか比又宇多花山のふかき御跡にもこえて、少林のおく、曹溪の, り、時天神、道賢をいざなひて、白馬にのせ給て、飛がごとくに數百里を過き, 莊嚴の有樣の夢に露かはる事なし、其後應永元年の秋、幽月同門の僧忠庵, 渡唐天神, ノ像ヲ伏, 見藏光庵, ニ贈ル, 佐忠庵主, 延喜三年二月二十五日, 二五五

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  • 渡唐天神
  • ノ像ヲ伏
  • 見藏光庵
  • ニ贈ル
  • 佐忠庵主

  • 延喜三年二月二十五日

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  • 二五五

注記 (22)

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