『大日本史料』 1編 4 延喜 9年正月~18年6月 p.919

Loading…

要素

ノンブル

OCR テキスト

紅葉はの散しく時は行かよふあとたに見えぬ山路なりけり, おく物はひさしき物を秋萩の下葉の露のほともなきかな, こぬ人をしたにまちつゝ久堅の月をあはれといはぬよそなき, 八重葎生にし宿にから衣たかぬふとてかうつ聲のする, 千世まてのゆきかと見れは松風にたくひて田鶴の聲そ聞ゆる, なかれゆくかはつなく也足引の山吹の花匂ふへらなり, 時鳥まつ所にはおともせて何れの里の月になくらむ, かへる雁わかことつてよ草枕旅は妹こそ戀しかりけれ, 夏衣しはしなたちそ時鳥なくともいまた聞えさりけり, をしみにときたるかひなく櫻花みれはかくこそ散まさりけれ, 見てのみや立くらしてむ櫻花散をゝしむにかひなかりけり, 女郎花うつろひかたになる時はかりにのみこそ人は見えけれ, 色のみそまさるへらなる磯の松かけ見る水もみとりなりけり, 花薄ほにはおけとも初霜の色はみえすそ消ぬへらなる, 朝きりのおほつかなきに秋の田のほに出て雁そ鳴わたるなる, 延喜十七年八月是月, 九一九

  • 延喜十七年八月是月

ノンブル

  • 九一九

注記 (17)

  • 302,634,61,2000紅葉はの散しく時は行かよふあとたに見えぬ山路なりけり
  • 419,643,61,1987おく物はひさしき物を秋萩の下葉の露のほともなきかな
  • 1005,642,58,1994こぬ人をしたにまちつゝ久堅の月をあはれといはぬよそなき
  • 535,640,62,1987八重葎生にし宿にから衣たかぬふとてかうつ聲のする
  • 1700,636,63,1996千世まてのゆきかと見れは松風にたくひて田鶴の聲そ聞ゆる
  • 1354,644,57,1984なかれゆくかはつなく也足引の山吹の花匂ふへらなり
  • 1118,635,63,1998時鳥まつ所にはおともせて何れの里の月になくらむ
  • 1468,647,61,1985かへる雁わかことつてよ草枕旅は妹こそ戀しかりけれ
  • 1238,638,59,1992夏衣しはしなたちそ時鳥なくともいまた聞えさりけり
  • 1817,641,59,1992をしみにときたるかひなく櫻花みれはかくこそ散まさりけれ
  • 1933,633,61,1999見てのみや立くらしてむ櫻花散をゝしむにかひなかりけり
  • 767,635,62,1995女郎花うつろひかたになる時はかりにのみこそ人は見えけれ
  • 1586,635,60,1997色のみそまさるへらなる磯の松かけ見る水もみとりなりけり
  • 653,635,59,1993花薄ほにはおけとも初霜の色はみえすそ消ぬへらなる
  • 886,636,59,1993朝きりのおほつかなきに秋の田のほに出て雁そ鳴わたるなる
  • 200,717,46,390延喜十七年八月是月
  • 200,2443,44,127九一九

類似アイテム