『大日本史料』 1編 10 天暦 7年 8月~応和元年11月 p.696

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しはし居させ給へ、物してめさせんとて、白米壹石とり出て、飯にしてくは, かにかくはめすそといふ、聖こうしてくるしきまゝにくふ也と云時に、さ, るに、かくくへはいとあさましく、くはんやうもみまほしくて、めしつへく, いふときこゆるとき、さ思つる事也、今ははやう成給ぬらんとて、とりいて, 殿に、人のかたりまいらせけれは、いかてかさはあらん、心えぬ事かな、よひ, みれは、いとたうとけなる聖のかくすゝろに折くへは、あさましと思て、い, らはまいりぬへくは、いますこしもめさまほしからんほとめせといへは、, せたれは、としころ物もくはて、こうしたるにとて、みなくひて出ていぬ、此, のやうにして、京へ出る道に、西京になきいとおほくおひたる所あり、此聖, は、いくらもめせといへは、あなたうととて、うちいさり〳〵おりつゝ、三町, てそこにてやきて、骨とりあつめてうつみて、上に石そとはなとたてゝ、例, をさなからくひつ、ぬしのおとこあさましう物くひつへき聖かなと思て、, 男いとあさましと思ひて、これを人にかたりけるを聞つゝ、坊城の右の大, 三十すちはかりむす〳〵と折くふ、このなきは三町はかりそうへたりけ, こうして物いとほしかりけれは、道すから折て食ほとに、ぬしの男出きて, 師輔ト僧, 清徳, 天徳四年五月四日, 六九六

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  • 508,646,60,2213しはし居させ給へ、物してめさせんとて、白米壹石とり出て、飯にしてくは
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