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風か自書の申文を被開に、天徳二年正月十日あまりの比、近江守を望る状, 朝之徳化、身猶雖沈本朝、隔萬里之波濤、名是得播唐國と書る手跡に、聊も不, にたふへしと云御聲有、承に身の毛よたちて、忝覺て待居たるに、やゝしは, て、事の侍りける有樣を委書て、此状を奏聞し侍るに、叡慮大に御驚有て、道, えけるに、無力、, り、扨被仰下樣、此直幹か歎申事有、無實にて侍れは、御免除可有状書て、直幹, てみれは、文章博士橘直幹依無實、蒙勅勘事、返々不便也、於今度者、可有御優, 侍けり、殊に新にそ覺侍る、, し有て、立ふうしたる文を、みすの内よりさつと投出されたり、直幹急て開, けたかき御聲にて、道風々々とよはせ給ふに、道風の聲にていらへ申てけ, 免之由、天神之御氣色候、小野道風奉也とかかれたり、悦をなして、宿に急歸, なれとて、其夜參籠りて、泣々終夜祈念し侍ける、曉方に、御殿の内に、大きに, 昔橘直幹と云文章博士、無實を蒙て、可被流とて、明日なん宣下くたると聞, 違上は、御門恐を被成給て、流罪を留給て、剩口比望申ける式部大輔に被成, の、紫宸殿之皇后、七廻書賢聖之障子、大嘗會之寶祚、兩度讀畫圖之屏風、視三, 北野こそ、か樣の事にはあらたなる事共おはしまし侍, 康保三年十二月二十七日, ○中, 略, 直幹優免, ノ奉書ヲ, ヲシテ橘, 天神道風, 書カシム, トノ説, 七九二
割注
- ○中
- 略
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- 直幹優免
- ノ奉書ヲ
- ヲシテ橘
- 天神道風
- 書カシム
- トノ説
ノンブル
- 七九二
注記 (26)
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