『大日本史料』 1編 22 寛和元年正月~3月 p.303

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下より人の聲あまたしてさきのゝしる、まつさきに赤けさかけたる僧、人を拂ふ、次, 狗は又本のことく谷底にかくれぬ、, れは、今取かゝりなんと思へるけしきなるに、ひんつら結ひたるわらは廿人あまりす, なとて二人をはたゝに通し給ひつや、はる〳〵と此ために來り給ひなから、なにのす, るわさなくて本國にかへり給はん、うしろ手もなくかつは唐のはちにも侍らん、今來, に若き僧居箱持せてわたる、次に座主御輿にて登り給ふに、爰の天狗、谷かけよりみ, にくたかるへくおほゆれは、これも事なくてとをしつ、此國の天狗藪の下より立出、, へは、此御方は猶さら及ましといひしに、まことにのたまふ所ことはりなり、我心お, たしくて、さきの人〳〵みゆるしゝさへくやしきを、今みたまへといへは、こゝの天, り給ふこそ座主の御房に侍れ、日本に並なき智行兼備の權者にゐませり、此人領した, める童子のいと大きやかなる杖をさゝけてあたりをはらふ、近よらはかしらもみちな, おはせて下り給ふ、これをそと思ひ見れは、御輿一町はかりさきたちて、かみのちゝ, らんは千人にもまさらん、何とそうかゝひ給へ、さきの人達をさへことなく通したま, 略ス、, ○繪, ○繪, 略ス、, 寛和元年正月三日, 三〇三

割注

  • ○繪
  • 略ス、

  • 寛和元年正月三日

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  • 三〇三

注記 (19)

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  • 767,685,58,877狗は又本のことく谷底にかくれぬ、
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