『大日本史料』 1編 22 寛和元年正月~3月 p.304

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ぬ、やかて座主は過きさせ給ふ、はるかにのひたまふとみて、谷底にかくれたりしこ, の御房や、人ないたうすかさせ給ひそ、そこをこそたのみてはるかにまうてこしに、, はへを捧て道の左右にくたり渡り、かゝる所にそあやしき者はあなれ、ところ〳〵に, にさふらひつるに、かゝる堪かたきめを見侍るとなく〳〵いへは、ふかき罪人にもな, に、老法師をみつけて、こゝにけしきある者ありとらへよやといへは、わらはともは, 老腰をおらせ給へたるかなしき事となきけれは、けにのたまふこそ理なれ、さていか, もろこしより渡りし天狗にはへるか、とをらせたまふ御方〳〵を拜み奉らんとてこゝ, ゝ侍りつととへは、はしめ渡り給ひつる餘慶とやらんは、火界の呪をみてゝおはしつ, せ降する事かきりなし、泣叫とも助る人なし、いかなる者そ申せ〳〵とせめけれは、, うしろやすくはをしへ給はて、かゝる生佛のやうにおはする御房たちを待うけさせ、, ゝの天狗、わななく〳〵はい出て、いかゝ此度は仕得たりやといへは、あなうらめし, しりあつまり、是はたゝ者ならし、にかすなとて石卒都婆のかたはらに引出し、打ふ, ちりつゝあされ行といひて、たゝいさみにいさみ、すはえをさゝけてひろこりわたる, しゆるしてよとて、わらへとも一あしつゝ腰をふみてすくれは、老腰ふみたかはされ, 寛和元年正月三日, 三〇四

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  • 三〇四

注記 (16)

  • 829,707,66,2177ぬ、やかて座主は過きさせ給ふ、はるかにのひたまふとみて、谷底にかくれたりしこ
  • 572,708,68,2145の御房や、人ないたうすかさせ給ひそ、そこをこそたのみてはるかにまうてこしに、
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