『大日本史料』 2編 2 正暦4年7月~長徳3年8月 p.135

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く所せけにて、すたれうちあけて、はやとのたまふ、つくろひそへたる髮も、, つへの御そに、赤色の唐の御そ、地摺の唐のうすものに、象眼重ねたる御裳, なと奉りたり、織物の色、更になへてのに似るへきやうなし、我をはいかゝ, しに、八人はかり出て居にけり、一尺よ二尺はかりの高さのなけしのうへ, 思ふもかたしけなし、參りたれは、始おりける人ともの、物の見えぬへきは, すそいみしき、紅の御そよろしからむや、中に唐綾の柳の御そ、えひ染のい, 思ひくまなきとて、引きおろしてゐて參り給ふ、さ聞えさせ給ひつらむと, なるに、大納言殿、いとものものしく清けにて、御したかさねのしりいと長, からきぬの中にてふくたみ、あやしうなりたらむ、色の黒さ赤ささへ見わ, 几帳のこなたに出てさせ給へり、またからの御そも奉りなから、おはしま, におはします、こゝに立ち隱して、ゐて參りたりと申し給へは、いつらとて、, そはなといふほとに、それも同し心にや、退かせ給へ、かたしけなしなとい, かれぬへき程なるか、いとわひしけれは、ふともえおりす、まつしりなるこ, ふ、恥ち給ふかなと笑ひて立ちかへり、からうしておりぬれは、寄りおはし, て、むねたかなとに見せて、かくしておろせと、宮の仰せらるれはきたるに、, 裝束, 中宮ノ御, 正暦五年二月十七日, 一三五

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  • 一三五

注記 (19)

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