『大日本史料』 2編 2 正暦4年7月~長徳3年8月 p.607

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さまゆかしきなりと、あはれにかきつけ給て, この殿はらのおはするを、世の人々のみるさま、少々の物見にはまさりた, うてつきて侍、かひなき身なりとも、いま一たひまいりて御らんせられて, ほす、そち殿はその日のうちに、山さき關戸の院と云ふ所にそとゝまらせ, や、やみはへりなんと、おもひ給ふるになむ、いみしうかなしう侍る、御あり, り、見る人〓をなかしたり、あはれにかなしなとは、よろしき事也けり、中納, いみし、御車は都にき、我御身はしらぬ山路にいらせ給ぼとそいみしき、お, くさへならせ給ぬることゝ、返々内にも、女院にも、いみしくきこしめしお, ほえ山といふ所にて、中納言、宮に御文かゝせ給、こゝまてはたいらかにま, 言殿は京いてはてたまひて、たむはさかひにて御馬にのらせ給ぬ、御車は, かへしつかはすとて、とし比つかはせ給けるうしかひわらはに、此うしは, となむ思給へられ侍るなとかき給へり、宮にはあはれにかなしう、よろつ, わかかたみにみよとてたへは、わらはふしまろひてなくさま、ことはりに, を覺しまとはせ給て、物もおほえさせ給はす、たゝならぬ御有さまにて、か, うきことをおほえの山としりなからいとゝふかくもいるわか身かな, 山ニテ中, 宮ニ消息, 隆家大江, 隆家京ヲ, 及ビ歌ヲ, 伊周關戸, 奉ル, ノ院ニ宿, 出ヅ, 長徳二年四月二十四日, 六〇七

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  • 山ニテ中
  • 宮ニ消息
  • 隆家大江
  • 隆家京ヲ
  • 及ビ歌ヲ
  • 伊周關戸
  • 奉ル
  • ノ院ニ宿
  • 出ヅ

  • 長徳二年四月二十四日

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  • 六〇七

注記 (26)

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