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二月庚申に、女房ともおきゐてあかすにいひやる、, すたちするむらきみたにもみえぬよはみきはのとりをおふ人もあらむ, らせて主のもとへやりけり、さて我牛飼に、此女房をいつくまても仰られ, 女にかはりて、, ゆくすゑをなかめやりつゝきみかよそはるかに見ゆる春のよの月, んにしたかひて、つかうまつれと下知せられける、すき人はかくこそあら, 立なりけり、大貳云れけるは、女房に車かすほとの人なれは、主はよもさや, はなならはおりあかしてもありなましおほろに見ゆるはるのよの月, うのなさけなき事はおもはれし、をのれか不當にこそとて、牛飼をはしは, を女房達のかりて物詣せられけるか、約束のほと過て、道の遠くなるを腹, のろひことをしけるを聞て、彼車をとゝめて尋聞けれは、ある殿上人の車, 太宰大貳高遠の物へおはしける道に、女房車をやりて過ける、牛飼童部の, 〔十訓抄〕中第七可專思慮事, 返し, 高遠或女, 房達, 房ニ車ヲ, 貸ス, 高遠ト女, 長和二年五月十六日, 八三一
頭注
- 高遠或女
- 房達
- 房ニ車ヲ
- 貸ス
- 高遠ト女
柱
- 長和二年五月十六日
ノンブル
- 八三一
注記 (21)
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