『大日本史料』 1編 1 仁和 3年 8月~寛平3年12月 p.278

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う暮ぬれは、やをらすへり入て、この人をおくにもいれす、女くやしとおも, へと、せいすへきやうもなくていひかひなし、雨は夜ひとよふりあかして, をゝりて、その花ひらに、いとをかしけなる女のてにてかくかけり、, ぬ、すたれもへりはかはほりにくはれて所々なし、内のしつらひ見いるれ, 又のつとめてそすこしそらはれたる、男は女のいらむとするを、たゝかく, 君かため衣のすそをぬらしつゝ春ののに出てつめるわかなそ, しと思てふしたり、少將おきてことねりわらはをはしらせて、すなはち車, なにして、さけをのませて、少將には、ひろき庭に生たるなをつみて、むし物, 男これをみるに、いとあはれにおほえて、引よせてくふ、女わりなうはつか, てとていれす、曰もたかうなれは、此女のおや、少將にあるしすへきかたの, にて、まめなる物さま〳〵にもてきたり、むかへに人のあれは、いま又も參, なかりけれは、ことねりわらはゝかりとゝめたりけるに、かたいしほさか, は、むかしおほえて、たゝみよかりけれと、くちをしく成にけり、日もやうや, といふものにして、ちやうわんにもりて、はしには梅のはなのさかりなる, 饗, ○續後, 拾遺和, 歌集ニ、四句ヲ野澤, に出てゝニ作ル、, 寛平二年正月十九日, 二七八

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  • ○續後
  • 拾遺和
  • 歌集ニ、四句ヲ野澤
  • に出てゝニ作ル、

  • 寛平二年正月十九日

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  • 二七八

注記 (21)

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