『大日本史料』 2編 10 長和5年3月~7月 p.285

Loading…

要素

割注ノンブル

OCR テキスト

といふ承仕に、門をたゝくはきかぬかといへは、居眠けるかねおひれて、しさいをと, はす、さうなくあけつ、僧都車寄の妻戸へかほ入てのそきけれは、大八葉の車かけ色, やりいれぬ、僧都こは誰ならむと思へとも、せもんは迯入ぬ、又とはすへき人もなけれ, 自ら車寄のむしろをさしやれは、中間妻戸の扉を立よせつ、おりたる人をみれは、廿, 東山の邊より、申へき事候て、人のわたり候と云、是は誰もとゝておほしめし立て御, る牛飼ゆくへたちたり、興乘のきたり、中間五三人許, は、めもあやにのそきゐたり、かけはつしてやかて此妻戸へよす、女房なめりと思て、, 聞程に、此門の前に車を止めて、こと〳〵しくたゝく、いかなる人にかと驚き、專門, 二三許なる女房、紅の袴に薄衣きたるおりたる、僧都のそきゐたる程に、又おるゝを, おほつかなさに、こわつくろへは、此女房、物申候はむといふ、何事かはと答ふるに、, なるに、そめききたれる下簾なかやかにかけて、白川たち牛の額しろなるを、清けな, り、東はとう〳〵の谷にて、車なと通はぬに、いかならんとあやしく覺えて、耳を立て, みれは、廿四五許なる尼御前色白くこまやかなるか、はた薄かきの小袖, たもなきに布けさかけ、しりきれはきて、縁行道しける程に、東の方より車の音しけ, 白き袴を着て、やをら立たる、僧都中の障子をあけて迯入、いかなる人にかと, ○コノ下、源氏供, ○コノ下、源氏供養草子、ともにあめり, 門ををしあけてはやらかにノ十八字アリ、, 養草子、をりすみ, そめの二小袖, ノ十字アリ、, 長和五年四月二十九曰, 二八五

割注

  • ○コノ下、源氏供
  • ○コノ下、源氏供養草子、ともにあめり
  • 門ををしあけてはやらかにノ十八字アリ、
  • 養草子、をりすみ
  • そめの二小袖
  • ノ十字アリ、

  • 長和五年四月二十九曰

ノンブル

  • 二八五

注記 (23)

  • 1546,607,63,2158といふ承仕に、門をたゝくはきかぬかといへは、居眠けるかねおひれて、しさいをと
  • 1424,601,67,2167はす、さうなくあけつ、僧都車寄の妻戸へかほ入てのそきけれは、大八葉の車かけ色
  • 1084,614,65,2149やりいれぬ、僧都こは誰ならむと思へとも、せもんは迯入ぬ、又とはすへき人もなけれ
  • 849,606,69,2158自ら車寄のむしろをさしやれは、中間妻戸の扉を立よせつ、おりたる人をみれは、廿
  • 271,611,68,2163東山の邊より、申へき事候て、人のわたり候と云、是は誰もとゝておほしめし立て御
  • 1201,610,65,1350る牛飼ゆくへたちたり、興乘のきたり、中間五三人許
  • 971,610,64,2123は、めもあやにのそきゐたり、かけはつしてやかて此妻戸へよす、女房なめりと思て、
  • 1652,607,66,2163聞程に、此門の前に車を止めて、こと〳〵しくたゝく、いかなる人にかと驚き、專門
  • 737,614,69,2155二三許なる女房、紅の袴に薄衣きたるおりたる、僧都のそきゐたる程に、又おるゝを
  • 388,615,67,2150おほつかなさに、こわつくろへは、此女房、物申候はむといふ、何事かはと答ふるに、
  • 1316,613,62,2147なるに、そめききたれる下簾なかやかにかけて、白川たち牛の額しろなるを、清けな
  • 1774,606,65,2156り、東はとう〳〵の谷にて、車なと通はぬに、いかならんとあやしく覺えて、耳を立て
  • 628,614,70,1814みれは、廿四五許なる尼御前色白くこまやかなるか、はた薄かきの小袖
  • 1880,610,66,2148たもなきに布けさかけ、しりきれはきて、縁行道しける程に、東の方より車の音しけ
  • 509,866,63,1899白き袴を着て、やをら立たる、僧都中の障子をあけて迯入、いかなる人にかと
  • 667,2440,45,330○コノ下、源氏供
  • 1238,1987,47,770○コノ下、源氏供養草子、ともにあめり
  • 1196,1981,48,785門ををしあけてはやらかにノ十八字アリ、
  • 622,2431,45,336養草子、をりすみ
  • 535,609,43,252そめの二小袖
  • 491,614,41,219ノ十字アリ、
  • 171,727,45,423長和五年四月二十九曰
  • 182,2367,45,119二八五

類似アイテム