『大日本史料』 2編 21 万寿元年12月~2年7月 p.197

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こと諸人おそれおもひけれとも、權威におそれて物いはさるほとに、宿願ありて七ケ日, て法施のさはりとなさしと心底におもひて即下向す、, 帶に笏もちたる高貴の人いてたまふを、すてに權現納受し給て、我願滿足すとおもふよ, ふやう、神社のならひといひなから信心をおこして眞の法味をそなふる所に、如此障碍, 社頭に參籠す、晝夜の祈請他にあらす、今生の榮花はきはまりぬ、當來の迎接あやまつ, 其後多年をふといへともこの事さらに忘す、さるほとに先途時いたりて寺務になりぬ、, なへし、おりふし宮人鼓をならし鈴をふりて念誦をさまたけしかは、林懷心のうちに思, ことなく、たとひ前業つきすして順次の往生かたくとも權現の加護にあつかりて出離の, 道をえんと、なく〳〵祈申に、そのしるしなくして七日もすきぬ、今七日をのへて、こ, をなすこと本意にたかふ、我若前途を達て六宗の長官にいたらは、この事なかく停止し, て後春日社に參詣して、若宮經所にて我か得し所の論義を心のうちに暗誦して法味にそ, 〓ずまうけたることなれは、社の司におほせて鼓のこゑをとゝむ、そのゝち社頭冷然なる, とに信心をこらして祈念するに二七日に滿する曉、うちまとろみたるに第二御殿より速, 繪, 願ノ日權現, 社頭參籠滿, ト爲リ鼓ノ, 聲ヲ停ム, 義ヲ暗誦ス, 出現ス, 春日若宮經, 興福寺寺務, 所ニ於テ論, 宮人ノ鼓鈴, ニ妨ゲラル, 萬壽二年四月四日, 一九七

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  • 願ノ日權現
  • 社頭參籠滿
  • ト爲リ鼓ノ
  • 聲ヲ停ム
  • 義ヲ暗誦ス
  • 出現ス
  • 春日若宮經
  • 興福寺寺務
  • 所ニ於テ論
  • 宮人ノ鼓鈴
  • ニ妨ゲラル

  • 萬壽二年四月四日

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  • 一九七

注記 (27)

  • 886,594,73,2222こと諸人おそれおもひけれとも、權威におそれて物いはさるほとに、宿願ありて七ケ日
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