『大日本史料』 3編 3 寛治7年10月~嘉保2年11月 p.397

Loading…

要素

頭注ノンブル

OCR テキスト

踏み侍らしとて、山をめくりはへると申けれは、元よりあけ設け又とりあ, へすいそきあけたらむよりも、ねんにけふあるよし、人々いひけるとか、修, かはかりの雪のあしたに、さらぬ人の家ならんにてたに、かやうの折節な, 信といふ人はかり御供にて、俄にわたらせ給ひたりけれは、思ひもよらぬ, とは、その用意あるへきに、いはんや殿のわたり給へるに、かた〳〵思はす, 昔すんかうといひて有しひしりの法施を、年ころ得させさりしかは、いか, まれ給ひけるにこそ、さすか昔の行ひの力に、關白の御子にてもおはする, せられけり、たゝ人にはおはせさるへし、大殿の伏見へおはしましたりけ, れなとしけれは、あやまちなき者をかくつかまつるよと神に申ける夢に、, るも、すゝろなる所へはおはしますましきに、雪のふりたりけるつとめて, にもえ咎むましきとそ見たりける、しかならんために國の司のしなに生, としつなかいたく伏みふけらかすに、にはかにゆきて見んとて、播磨守師, に思へるに、あけたるものにをそくあけたるよしかふつありけれは、雪を, なるへし、われも昔その物おさめたりきなといひて、鏡とりいたさせなと, ことにて、門を叩きけれと、むこにあけさりけれは、人々いかにと思ひけり、, 雪ヲ踏マ, ヲ開ケル, ヲ陳ズ, 開門ノ遲, 巡リテ門, 俊綱山ヲ, ヲ訪フ, キヲ賣ム, 日伏見亭, 師實雪ノ, ズ, 嘉保元年七月十四日, 三九七

頭注

  • 雪ヲ踏マ
  • ヲ開ケル
  • ヲ陳ズ
  • 開門ノ遲
  • 巡リテ門
  • 俊綱山ヲ
  • ヲ訪フ
  • キヲ賣ム
  • 日伏見亭
  • 師實雪ノ

  • 嘉保元年七月十四日

ノンブル

  • 三九七

注記 (28)

  • 416,641,59,2198踏み侍らしとて、山をめくりはへると申けれは、元よりあけ設け又とりあ
  • 302,656,56,2183へすいそきあけたらむよりも、ねんにけふあるよし、人々いひけるとか、修
  • 762,647,58,2194かはかりの雪のあしたに、さらぬ人の家ならんにてたに、かやうの折節な
  • 990,644,58,2187信といふ人はかり御供にて、俄にわたらせ給ひたりけれは、思ひもよらぬ
  • 647,649,59,2192とは、その用意あるへきに、いはんや殿のわたり給へるに、かた〳〵思はす
  • 1799,647,57,2186昔すんかうといひて有しひしりの法施を、年ころ得させさりしかは、いか
  • 1567,652,57,2181まれ給ひけるにこそ、さすか昔の行ひの力に、關白の御子にてもおはする
  • 1335,653,56,2190せられけり、たゝ人にはおはせさるへし、大殿の伏見へおはしましたりけ
  • 1913,654,58,2198れなとしけれは、あやまちなき者をかくつかまつるよと神に申ける夢に、
  • 1221,651,55,2193るも、すゝろなる所へはおはしますましきに、雪のふりたりけるつとめて
  • 1682,656,57,2182にもえ咎むましきとそ見たりける、しかならんために國の司のしなに生
  • 1106,651,58,2187としつなかいたく伏みふけらかすに、にはかにゆきて見んとて、播磨守師
  • 533,648,58,2193に思へるに、あけたるものにをそくあけたるよしかふつありけれは、雪を
  • 1449,650,57,2184なるへし、われも昔その物おさめたりきなといひて、鏡とりいたさせなと
  • 877,648,58,2206ことにて、門を叩きけれと、むこにあけさりけれは、人々いかにと思ひけり、
  • 739,293,40,155雪ヲ踏マ
  • 334,294,37,155ヲ開ケル
  • 290,294,38,116ヲ陳ズ
  • 825,290,43,171開門ノ遲
  • 377,291,43,167巡リテ門
  • 424,289,40,165俊綱山ヲ
  • 1298,294,41,116ヲ訪フ
  • 785,294,34,162キヲ賣ム
  • 1343,290,39,168日伏見亭
  • 1386,290,42,163師實雪ノ
  • 697,293,34,33
  • 198,728,44,384嘉保元年七月十四日
  • 202,2454,42,124三九七

類似アイテム