『大日本史料』 3編 3 寛治7年10月~嘉保2年11月 p.939

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とて、白箆にうすやうつくりに作りたるかふら矢を、重藤の弓に打くはせ, こと有かたしと中、權現御納受渡らせ給へと申上を聞て、三千人の大衆, 住山の思ひをたち、離山の思ひにちうして、八王子權現二度拜し參らせん, 夢にみたりけるは、御殿の内よりけたかき御聲にて、兵主々々とそ召れけ, れは、近江國夜須郡におはします兵主の大明神おはしまして、參りて候と, 申させ給ひけれは、神のおんてきかうふくせよと仰られけれは、承り候ぬ, ふしたてられ奉る七の社の御神たち、さをしかの耳ふり立て聞給へ、後二, 王の御たくせんいさきよかりしかは、則罪名を宥められて、さま〳〵の御, 申あけの導師には中胤僧都也、その頃の説法は、表白に秀句を以て先とす、, おこたり申させ給ひしそかし、されは此事いかゝ有んすらんと歎申され, かね打ならして、大音聲をあけて申されけるは、我等かけしの竹馬よりお, 同にそとそ喚きたる、其頃或人八王子の社に詣て、通夜をしたりける夜の, 條關白殿へ、鳴矢一ッ放たせ給へ、さらすは三千人の衆徒等に於ては、長く, 治殿の御時、大衆の張本とて、頼壽、良圓等なかさるへきにて有したにも、山, けり、三千人の衆徒等は、八王子へ參りて、しんとくの大般若を讀誦し奉て, 表白, 眞讀大般, 徒八王子, ニ參ル, 若經ヲ讀, 三千ノ衆, 誦ス, 嘉保二年十月二十四日, 九三九

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  • 表白
  • 眞讀大般
  • 徒八王子
  • ニ參ル
  • 若經ヲ讀
  • 三千ノ衆
  • 誦ス

  • 嘉保二年十月二十四日

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  • 九三九

注記 (24)

  • 305,658,58,2179とて、白箆にうすやうつくりに作りたるかふら矢を、重藤の弓に打くはせ
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