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諸人の花みん春の始とやけふは思ひのひらけぬるかな, 雪消ぬ青葉の山のあをつゝら春のくれともなを寒き哉, よき事をますみの鏡けふみれは兼てちとせの影そうかへる, 春きては岩間の氷とくへきに冬にもこえてさゆるころかな仲實, 衣手のうすきや春のせきならん我身はいとゝしみこほりつゝ俊頼, 春なれと雪ふる年のなをちかみ小野のすみかま今朝や燒らん常陸, 思へとも昔の秋のかなしさはつきせさりける春の日暮し, 冬の夜を旅の空にてあかしてや都に春の今朝きたるらん, 春風のなをさむしろを重はや旅の夜床はさえもこそすれ, うちなひきけふ立かへるとしなみのよらぬみきはゝ嵐とそ思忠臣, 雪消ぬみ山かくれは猶さえて春のしるしも見えすそ有ける, 谷ふかみさこそは雪の消さらめいかにさゆるそ春のやまかせ顯仲, 春日, 餘寒, 百千鳥さえつる春日うら〳〵となれ共我身くもりつゝのみ仲宮, 永久四年十二月二十日, 一〇
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- 永久四年十二月二十日
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- 一〇
注記 (17)
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