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深山柴をのかかまとに取くへて朝け夕けのけふり立めり, きたれ共うす紅のあつ衾色によりせはさむからましを, 重ねゝは寒けかりけり冬のよに獨衾は風もとまらす, をし鳥のつたふ岩ねに波かけてうきぬ沈ぬ身をそ恨むる, あれはてゝむなしき床の形見には古き衾のむつましき哉, 折くふる柴さま〳〵にみゆれともけふりはひとつ色にこそたて兼昌, 冬寒み霜さゆる夜は明ぬれと朝ふすまこそぬかれさりける, あせいらはうれたくせこは思はしや人はだふるなまたら小衾, ねやの上にあられたはしるよはなれといもと衾はさらすそ有ける兼昌, しつのをかこりつむ薪我かくとたれゆへもゆる思ひ成らん, 君こはとはにふのこやの床の上にあさて小衾ひきてこそおれ, こりつみし方なかりせは冬深き片山さとにいかてすまゝし忠房, 衾, 鴛鴦, 永久四年十二月二十日, 四一
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- 永久四年十二月二十日
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- 四一
注記 (16)
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