Loading…
要素
ノンブル
OCR テキスト
して、一夏を送侍し也、しらす仙郷にもやありけんとそおほえし、水四面の山をうつ, 水にむかへは天こゝにあり、我はからす非想非々想に至かとうたかふ、かやうの靈地, たくや、水底には金銀の沙をしけるかとみえて、鷺たち連おとれとも、水濁事なし、, して、みかける鏡よりもかけいさきよく、靈松の傾たるあり、崛木の尖なるあり、浪, の露ときえ、夕の煙とたちのほりぬ、あはれさいふはかりなし、いよ〳〵たよりなく, にこそ、しつかに殘生をもおくりたく侍しに、かの翁あきの霧にやをかされけん、朝, 一邪正事、けにも二にてこそあるへけれとも、天を執に地の捨かたき事、陽を執に陰又, 捨られさる事勿論なり、始より邪を嫌たる人の、只正より正へ出たるは、劫をへたる, て、長月廿日比に、いつくともなく吟出ぬ、たゝ蒲團を枕とし、衾を莚としてそ、ふ, 朝には瑞雲岫を出て群あり、夕には白日の嶺に映徹せるかけ、すへて眺望一にあらす、, 所聞えす、邪をしらすしては、正をも又さとりかたし、殷紂・夏傑をは堯舜の上と申, 侍も、よきは賢王の譽ありしまてにて盆なし、あしきは後の人愼ところあるによりて、, に青をうつして、畫圖のよそほひをなす、あさやかなる事、千枝經教か筆もをよひか, るき堂なとには夜を明し侍し、, 應永二十四年雜載學藝, 六〇
柱
- 應永二十四年雜載學藝
ノンブル
- 六〇
注記 (16)
- 1833,707,59,2219して、一夏を送侍し也、しらす仙郷にもやありけんとそおほえし、水四面の山をうつ
- 1215,706,53,2230水にむかへは天こゝにあり、我はからす非想非々想に至かとうたかふ、かやうの靈地
- 1463,708,58,2188たくや、水底には金銀の沙をしけるかとみえて、鷺たち連おとれとも、水濁事なし、
- 1711,706,60,2231して、みかける鏡よりもかけいさきよく、靈松の傾たるあり、崛木の尖なるあり、浪
- 965,713,54,2225の露ときえ、夕の煙とたちのほりぬ、あはれさいふはかりなし、いよ〳〵たよりなく
- 1088,709,60,2230にこそ、しつかに殘生をもおくりたく侍しに、かの翁あきの霧にやをかされけん、朝
- 590,667,60,2272一邪正事、けにも二にてこそあるへけれとも、天を執に地の捨かたき事、陽を執に陰又
- 466,706,58,2232捨られさる事勿論なり、始より邪を嫌たる人の、只正より正へ出たるは、劫をへたる
- 840,711,56,2222て、長月廿日比に、いつくともなく吟出ぬ、たゝ蒲團を枕とし、衾を莚としてそ、ふ
- 1337,700,59,2252朝には瑞雲岫を出て群あり、夕には白日の嶺に映徹せるかけ、すへて眺望一にあらす、
- 341,710,59,2229所聞えす、邪をしらすしては、正をも又さとりかたし、殷紂・夏傑をは堯舜の上と申
- 216,707,58,2248侍も、よきは賢王の譽ありしまてにて盆なし、あしきは後の人愼ところあるによりて、
- 1587,706,61,2226に青をうつして、畫圖のよそほひをなす、あさやかなる事、千枝經教か筆もをよひか
- 716,710,53,772るき堂なとには夜を明し侍し、
- 1943,700,43,517應永二十四年雜載學藝
- 1946,2495,43,91六〇







