『大日本史料』 7編 29 応永24年雑載~同25年正月 p.60

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して、一夏を送侍し也、しらす仙郷にもやありけんとそおほえし、水四面の山をうつ, 水にむかへは天こゝにあり、我はからす非想非々想に至かとうたかふ、かやうの靈地, たくや、水底には金銀の沙をしけるかとみえて、鷺たち連おとれとも、水濁事なし、, して、みかける鏡よりもかけいさきよく、靈松の傾たるあり、崛木の尖なるあり、浪, の露ときえ、夕の煙とたちのほりぬ、あはれさいふはかりなし、いよ〳〵たよりなく, にこそ、しつかに殘生をもおくりたく侍しに、かの翁あきの霧にやをかされけん、朝, 一邪正事、けにも二にてこそあるへけれとも、天を執に地の捨かたき事、陽を執に陰又, 捨られさる事勿論なり、始より邪を嫌たる人の、只正より正へ出たるは、劫をへたる, て、長月廿日比に、いつくともなく吟出ぬ、たゝ蒲團を枕とし、衾を莚としてそ、ふ, 朝には瑞雲岫を出て群あり、夕には白日の嶺に映徹せるかけ、すへて眺望一にあらす、, 所聞えす、邪をしらすしては、正をも又さとりかたし、殷紂・夏傑をは堯舜の上と申, 侍も、よきは賢王の譽ありしまてにて盆なし、あしきは後の人愼ところあるによりて、, に青をうつして、畫圖のよそほひをなす、あさやかなる事、千枝經教か筆もをよひか, るき堂なとには夜を明し侍し、, 應永二十四年雜載學藝, 六〇

  • 應永二十四年雜載學藝

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  • 六〇

注記 (16)

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