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谷の戸を出すとなけや鶯はとしも明ぬに春はきにけり, としの内に春立ぬとやうちつけに雪けの雲を霞とそみる, 忍戀, 思出は心はかりにかよはして衣のくひに事なもらしそ, 東屋の軒はのたるひ鶯は雪かきわけてはるやたつらん, とゝむるにとゝまらさりし春なれと待にはきけり年の内にも兼昌, 奧山の草かくれなるはたつもりしられぬこひにかよふころ哉俊頼, もの思ふといはぬはかりは忍ふれといかゝはすへきそての雫を顯仲, しらしかしいひし出ねはかくはかりしのふるこひに身をこかすとは常陸, つゝみかね袖より玉のちる時は忍おもひやひとはみるらん忠房, あは雪もまたふるとしにたなひけは比まとはせるかすみとそ見る仲一, 忍ともかゝる〓にからころもあらはれぬへきこゝちこそすれ兼昌, 一とせに春は二たひ立ぬれと老木の花はいかゝさくへき, 〓, 「俊頼イ」(朱書), 〔春はたちぬとイ〕, のうすらへは, 〔かイ〕, 〔おもひイ〕, 俊頼, 「仲實イ」(朱書), 「俊頼イ」(朱書), 仲實イ」(朱書), 永久四年十二月二十日, 四五
割注
- 俊頼
- 「仲實イ」(朱書)
- 「俊頼イ」(朱書)
頭注
- 仲實イ」(朱書)
柱
- 永久四年十二月二十日
ノンブル
- 四五
注記 (25)
- 1613,583,65,1358谷の戸を出すとなけや鶯はとしも明ぬに春はきにけり
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