『大日本史料』 4編 1 文治元年11月~3年8月 p.44

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聖を見て〓くみてまし〳〵たれは、聖あなむさんや、何なる怨敵なりとも、, あはれ也、黒き念珠のちいさををくりておはするか、何とかおもはれたん, て、手をすりて命はかり生たりし事ありき、また糧料の支度にも及はすし, 里の道を遠し共せす、五六日には行歸り、院宣を窺て奉りし、奉公にはいか, て、飢にのそみてしなんとせし事も度々也、契をおもくして命を輕くし、千, いろゝ是をうしなふへしとて、北條にいはれけるは、此若きみを見奉るか、, 餘りに不便におほゆる也、且さしり給たる事にかし、法師か鎌倉殿に世を, れんとしたる事もありき、高瀬山盜人にあひて、きものをみなはきとられ, とらせ奉るとて、院宣を窺にのほりしに、晝き山中をかくれありき、夜こに, 道には出しろ、ふし河のしもによる渡りかゝりて、おしなかされて、既に死, れらん大事なりとも、聖かいはん事を、鎌倉殿、我一期の間き、一事もたかへ, しとこその給しか、受領神付給はすき、よも忘れ給はし物を、, て、そ乃曉、鎌倉へ下る、齋藤六大學寺へ參りて、此よし申けれは、母御前手を, すりて悦給ふ、觀音乃まもらを給にるよな、後きしらす、廿日の命の延たる, 廿日か命をのへ給へ、申ゆるさむと, ○角倉本ニ、鎌, 倉殿、受領神詑, 此兒一人ヲハ預給ハサルヘキ、二作・, 給ハス、昔ノ契ヲ忘レ給ハスハ、ナトカ, 文治元年十二月十七日, 四四

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  • ○角倉本ニ、鎌
  • 倉殿、受領神詑
  • 此兒一人ヲハ預給ハサルヘキ、二作・
  • 給ハス、昔ノ契ヲ忘レ給ハスハ、ナトカ

  • 文治元年十二月十七日

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  • 四四

注記 (21)

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