『大日本史料』 4編 12 建暦2年12月~建保元年12月 p.165

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月の前にしくれ過ぬる天雲をはらふならひは秋の山かせ, 吹まよふ風に木のはの何としてあられぬ世にも猶あらるらん, あはれなり門もなき庵のませのうちにこぬ人まねく薄一もと, 明ぬるか横雲うつむ朝霧をはらひもやらぬ松風のこゑ, はるふかき野てら立こむる夕かすみつゝみのこせる鐘の音哉, 夕まくれ鳴立さはの忘水おもひいつとも袖そぬれなん, 中〳〵にそらに思そつきにけるなにこともなき秋の夕くれ, さくらかり雨はふりこて雪そちる花みる空は霞なりけり, 深草のさとにうつらの夕まくれふさてはつへき秋の夜はかは, 芳野山春ふく風を花にみて秋まつ露の身のはかなさよ, 音羽山ふかき霞を分いれはおほつの宮に春のはなその, 春のなみのうち出のはまのはまかせのはな吹山を志賀の山越, 秋ふかき木のはの色にまつ時雨一めくりをは山おろしの風, 五月雨に山郭公こゑぬれて軒のあやめの色になくなり, ちりつもるにはのもみちに霜さえてあかきは月の光なりけり, 建暦二年雜載, 一六五

  • 建暦二年雜載

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  • 一六五

注記 (17)

  • 1094,613,61,1996月の前にしくれ過ぬる天雲をはらふならひは秋の山かせ
  • 394,614,61,1999吹まよふ風に木のはの何としてあられぬ世にも猶あらるらん
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  • 746,612,59,1988深草のさとにうつらの夕まくれふさてはつへき秋の夜はかは
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