『大日本史料』 4編 12 建暦2年12月~建保元年12月 p.802

Loading…

要素

頭注ノンブル

OCR テキスト

ましめ殊にをもし、たやすく人に傳ふへからすといへり, にひとりの先達あり、みちをしれること神仙のたくひと云つへし、年比こ, 理をしらす、名利のあやまりにしつめるをや、空く五欲のきつなにひかれ, なかれと、まことなるかな此こと、人一期の間に、思ひと思ふわさ惡業にあ, れを師として、もろ〳〵の故實をとふことのつゐてに、ことにあさくたと, 濱成喜撰か式にも、むねと歌の躰をのせたり、其しなにいたりては、たしか, へをとり、ひろく其義をあらはせり、則あふきをあけて月をゝしへ、樹をう, とものかせきつなきかたく、家の犬常になれたり、いかにいはんや因果の, こかして風をしらせしたくひなり、おり〳〵のことは勒して一卷とす、風, にいへる事なし、これ心に傳て、言葉のをよふところにあらされは也、こゝ, て、終にならくのそこに入なんとす、心あらん人誰か此事をおそれさらん, や、かゝれは事にふれて、我心のはかなく愚なる事をかへりみて、彼佛の教, らすと云事なし、若形をやつし、衣を染めて、世の塵にけかれさる人すら、そ, 躰をみかくによりて、名付て瑩玉集と云、此道の奧旨なるうへに、先師のい, 〔發心集〕序佛の教へ給へる事あり、心の師とは成とも、心を師とする事, 發心集, 建保元年十月十三日, 八〇二

頭注

  • 發心集

  • 建保元年十月十三日

ノンブル

  • 八〇二

注記 (18)

  • 1025,640,58,1721ましめ殊にをもし、たやすく人に傳ふへからすといへり
  • 1609,650,64,2213にひとりの先達あり、みちをしれること神仙のたくひと云つへし、年比こ
  • 438,633,61,2215理をしらす、名利のあやまりにしつめるをや、空く五欲のきつなにひかれ
  • 788,633,61,2223なかれと、まことなるかな此こと、人一期の間に、思ひと思ふわさ惡業にあ
  • 1497,647,60,2214れを師として、もろ〳〵の故實をとふことのつゐてに、ことにあさくたと
  • 1846,639,64,2214濱成喜撰か式にも、むねと歌の躰をのせたり、其しなにいたりては、たしか
  • 1375,655,63,2207へをとり、ひろく其義をあらはせり、則あふきをあけて月をゝしへ、樹をう
  • 555,639,61,2207とものかせきつなきかたく、家の犬常になれたり、いかにいはんや因果の
  • 1257,638,61,2223こかして風をしらせしたくひなり、おり〳〵のことは勒して一卷とす、風
  • 1727,647,65,2197にいへる事なし、これ心に傳て、言葉のをよふところにあらされは也、こゝ
  • 323,634,61,2216て、終にならくのそこに入なんとす、心あらん人誰か此事をおそれさらん
  • 205,636,62,2216や、かゝれは事にふれて、我心のはかなく愚なる事をかへりみて、彼佛の教
  • 674,637,58,2217らすと云事なし、若形をやつし、衣を染めて、世の塵にけかれさる人すら、そ
  • 1141,634,60,2217躰をみかくによりて、名付て瑩玉集と云、此道の奧旨なるうへに、先師のい
  • 887,584,106,2278〔發心集〕序佛の教へ給へる事あり、心の師とは成とも、心を師とする事
  • 922,272,40,126發心集
  • 1970,709,45,385建保元年十月十三日
  • 1961,2449,45,123八〇二

類似アイテム