『大日本史料』 5編 4 安貞元年7月~寛喜元年2月 p.265

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和竪者經因と云ふ修學者ありき、かねて高名の歌人也, さゝかの事をも、深く思ひたるうへ、常には口をかしく物を申しゝが、ある, 就疑決之, 故は、詩をつくり、歌をよみ、法文を習ひ、又貴事なんどを聽聞する時は、いづ, けるは、誰々も皆しらせ玉ひて候ぞかし、すはねぶり程やさしき物や候、其, くよりとなく、そゞろにまふで來るねぶりの、飯を食ひ酒を飮む座席には、, 時あまたあつまりゐて、第一に何かやさしき物と人々申ける次でに、經因, こそまめやかにやさしき物しりて候へ、なんぞやと問ければ、打えみて申, と云述懷の秀歌よみ出して、千載集に入たる人也、此人い, ば、故敬日房の語られしは、圓海が小法師にて見しかば、老僧にて横川に大, 餘りにねぶたからん時は、飮食を用るべき歟、いかんとなれ, 戀敷思奉れは、此形家に思ひ馴れ奉りて、生身の佛をみ奉也と云々, て、此佛たにも目出度御座、増て生身の佛如何に目出度おはしますらんと, 〔廣疑瑞决集〕二第二十二疑云、餘りに睡眠増に候は、過去にいかなる事, をして、かやうに候やらんと、, 安貞元年十二月十三日, ながらもすみぬべ, き此世をさヘも, しのびかぬらん, はかなしとうき身, ○下略、, ○中, 明遍ノ, 義ニカ, 略, ・ル、, 睡眠飮食, ノ考, ニ就イテ, 安貞元年十二月十三日, 二六五

割注

  • ながらもすみぬべ
  • き此世をさヘも
  • しのびかぬらん
  • はかなしとうき身
  • ○下略、
  • ○中
  • 明遍ノ
  • 義ニカ
  • ・ル、

頭注

  • 睡眠飮食
  • ノ考
  • ニ就イテ

  • 安貞元年十二月十三日

ノンブル

  • 二六五

注記 (31)

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