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ふたくこ〓、, 説にられり、しかれとも, とは京師にて、或納言家のいとまつしくおはせしか、富家の金をかりた, まやかに書つらねたる一卷にて〓侍し、其奧書寫しやり侍る、此一卷、も, 支術なくして、轉傳しつゝ、今は江戸にて某氏の寶となれるを、便り有り, 明月記の趣を見せ侍らぬそ念な文事に侍る、所詮は蓮生入道か撰にて, かとも、此明月記の文を見さりし故に、改觀抄, 乃おもむき、先達の, もあれ、定家卿も同意におもはれたれはこう、染筆はしたたひけれ、契冲, まふとて、質といふにあたへたまひしかとも、ふたゝひ本家にかへるを, 家卿自筆の百人一首乃一卷を見侍りたり、これは色紙形にはあらて、こ, 分精撰とおもはさりし書さま、契冲か眼は〓と高くそ侍りし、在世に此, と書たるは、この百首、十, かいはゆるまめやろなる歌のよ支をあつめたる物よとみて、もてあそ, かく筆にまかをて書しるし置たる後に、釣月庵主より、此頃或所にて、定, かゝまたる歟、右の明月記乃文を以て見れは、此百首の事、先達の説うた, かはしくおほえ侍り、かの〓冲師き、さしもこまやかなる考にてありし, 嘉禎元年五月一日, 以下改觀抄、○前掲ノ文, ニ同ジキヲ以テ略ス, 百人一, 首註, 首ト稱ス, 定家自筆, ニ對スル, ノ百人一, 契冲ノ説, 評, 〓一卷, 嘉禎元年五月一日, 二三
割注
- 以下改觀抄、○前掲ノ文
- ニ同ジキヲ以テ略ス
- 百人一
- 首註
頭注
- 首ト稱ス
- 定家自筆
- ニ對スル
- ノ百人一
- 契冲ノ説
- 評
- 〓一卷
柱
- 嘉禎元年五月一日
ノンブル
- 二三
注記 (31)
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