『大日本史料』 5編 14 仁治3年正月~同年7月 p.62

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つよくかため、扉もさひつき、柱ねくちてあかさりけるを、らうとうともにとかくせさ, せて、うちにまいりてみまはせは、庭は草ふかく、あをきこけのみむして、松風よりほ, 院よりたてられたりけるあをさふらひの、いとあやしけなるにしもとひけれは、きく心, は、さおほゆるにさそかしと、れいのくちすけみてほゝゑむ、日くらしまたれて、城介, かはこたふる物もなく、人のかよへるあともなし、故通宗宰相中將の御おとゝをこにし, うち〳〵その御ようゐなとし給、承明門院も、もしやなとさま〳〵御祈し給、あつまの, 義景と云者、三條河原にうちいてゝ、承明門院のおはしますなる院はいつくそと、かの, つかひみやこに入よしきこえける日は、兩女院より白川に人をたてゝ、いつかたへかま, 給へりし定通のおとゝはかりそ、なにとなくをのつからのこともやとおもひて、なへは, めるゑほうしなをしにてさふらひ給けるか、中門に出て對面し給、よしかけはきりとの, ちうつゝともおほえす、しか〳〵と申まゝに、土御門とのへまいりたれと、門はむくら, 〳〵いひしろふ、佐渡院の宮たちにやなと聞えけれは、修明門院にも心ときめきして、, わきにかしこまりてそ侍ける、阿波院のみこ御位にと申ていてぬ、院のうちの人々、上, 下ゆめの心ちして、物にそあたりまとひける、仁治三年正月十九日のことなり、世の人, いると見せられけるそ、ことはりに、けにいま見ゆへきことなれと、ものゝ心もとなき, 遣シテ幕, 府使ノ著, 京ヲウカ, ヲ白月ニ, 兩女院使, ヾハシメ, ラル, 仁治三年正月十九日, 六二

頭注

  • 遣シテ幕
  • 府使ノ著
  • 京ヲウカ
  • ヲ白月ニ
  • 兩女院使
  • ヾハシメ
  • ラル

  • 仁治三年正月十九日

ノンブル

  • 六二

注記 (24)

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  • 787,581,67,2219せて、うちにまいりてみまはせは、庭は草ふかく、あをきこけのみむして、松風よりほ
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