『大日本史料』 5編 17 寛元元年12月~同2年7月 p.260

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りたり、, さして、むれたる鳥多くさはきたり、南は海のおもて遠く見渡されて、雲の波煙の浪いと, かせ松の梢にむせふ、此原昔は海の上にうかひて、蓬莱の三の島のことくに有けるによ, ふかきなかめなり、すへて孤島の眼に遮るなし、わつかに遠帆の空に連なれるを望む、こ, なたかなたの眺望、いつれもとり〳〵に心細し、原には鹽屋の煙たえ〳〵立わたりて、浦, みゆ、, りて、浮島となん名付たりと聞にも、自ら神仙のすみかにもやあらん、いとゝ奧ゆかしく, やかて此原につきて、千本の松原といふ所あり、海の〓遠からす、松はるかに生わたりて、, みとりの陰きはもなし、沖には舟とも行ちかひて、木のはの浮けるやうにみゆ、かの千株, 見渡せは千本の松の末遠みみとりにつゝく波の上哉, 影ひたす沼の入えにふしのねの煙も雲も浮島か原, の松下双峯寺、一葉の舟中萬里身とつくれるに、彼も是もはつれす、眺望いつくにもまさ, 車返しと云里あり、或家に宿りたれは網つりなといとなむ賤しき者のすみかにや、夜の, 千本松原, 車返, 寛元二年二月十七日, 二六〇

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  • 千本松原
  • 車返

  • 寛元二年二月十七日

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  • 二六〇

注記 (17)

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